【ヘルプマーク】義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助が必要な方のためのマークです。このマークを見かけたら、電車内で席を譲るなど思いやりのある行動をお願いします。 pic.twitter.com/wG8f6IzEn6
— 東京都福祉保健局 (@tocho_fukuho) 2016年3月25日
先日ツイッターのタイムライン上に挙がった、ヘルプマークを用いていた人と高齢者の一群とのやりとりの話。該当する話そのものは諸般の事情で挙げないでおくけれど、このマークの意味するものがまだあまり知られていないのだなということを実感したので、保健局のツイートが先日挙げられていたこともあり、再確認の意味で。
当方も以前【外見からは分からないけど配慮がほしい・十字とハートのヘルプマークとは】で紹介したように、外見からのみでは分からないような病症・状況にある人の大変さってのは実体験の上で良くわかるし、だからこそもっと知られて欲しい。
挙がっていた話は、このマークを有する状況にある人が高齢者達に囲まれて揶揄された、自分達の方が社会的に保護される立場にあるからとなじられた的なもの。すべてがすべてではないのだし、高齢者の数が増えてくれば確率論的にそのような実態件「数」も増加するのは当然の話ではあるのだけど、比率的に変わりないから仕方がないで済むのか否かとはまた別の問題な気がする。
元より、仮にこのマークの存在を知らない、知らなかったとしても、描かれている形である程度想像は出来たと思うのだよね。むしろそれを意図したデザインでもある。思い返してみれば鉄道の駅の通路などでもこのマークに関する啓蒙ポスターはあったはずなのだけど......。
まぁ、個人的にこれの実物を見かけた時はまだ無いのだけど、見かけたら十分以上に留意配慮はしたい。今件マークは東京都によるものだけど、それこそ全国に広まってほしい気もする。
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