犯罪連載プロメテウスの罠 とうとうデマ総括もなく逃げ終わった 朝日新聞 pic.twitter.com/irEDv8qw0b
— 石井孝明 (@ishiitakaaki) 2016年3月28日
ここでも何度か取り上げた、報道の罠、朝日新聞の罠、ジャーナリズムの罠的な体裁、実情を有する形となった、朝日新聞の「プロメテウスの罠」が先日最終回を迎えたとのこと。内容に関して多数のツッコミや反論、科学的根拠のない「報道」への批判や訂正取り消し要求があっても連載は続けられ、まさに構造的には同新聞の吉田証言問題と同じような状況にある。「報道という名のデマゴギー」的な感は否めない。
ただ、良い事もある。連載を終了したことで、一部界隈からの擁護的なお話「最後にちゃんと総括をして、このようなデマ話で人心を惑わせるのは良くない、掲載そのものが実は一番の、報道という力における『プロメテウスの罠』だったんだ」が、単なる可能性でしかなく実現しなかったことが確定した。これでおおっぴらに、内容に関して精査をし直し、片っぱしから訂正と謝罪の要求を畳み掛けることができる。
それこそFAXや紙による文面で、毎日トラック数台分に渡るぐらいに。関係する方面、対象者は多数に渡るし、その件数も多大なもの。公開質問状の形で詳細に渡って返答を要求するようにすれば、その位の分量にはなるだろう。あるいはメールサーバーがパンクする位に。そして朝刊が訂正謝罪文で埋まるぐらいに。第三者委員会がグロス単位で構築される必要が生じるぐらいに。
前も書いたけど、編集部への抗議で結構効果があるのは、電話よりメールより、手紙かFAXです。特にFAX。確実に抗議先の資源と費用の消耗を強いるためです。総会屋とか「善意の市民による出版社や公的団体への抗議」などでよく使われた手法です。https://t.co/yQUrO9Kg9q
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月28日
紙はどんどん使うわ、カーボンはどんどん減るわ、総務はいい顔しないわ、回線は埋まって通常業務に支障を来すわ。今はデジタルデータにスタックして、見ないで消すっていう手もあるかもしれないけど、その場合でも次々に来るとメモリがどんどん埋まるわで、FAX抗議の効果は廃れてないらしい。
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月28日
ただ、「同じ文面をコピーして送る」とかの類は、単純に「同一組織の煽る組織票」と看做されるので効果ない。
— 加藤AZUKI【「超」怖い話 申】 (@azukiglg) 2016年3月28日
電子メールは一括選択してスパム扱いされたらそれでオシマイになる。確かに手紙かFAXの方が効果はあるかもしれない。
ともあれ、クローズドな文章では無く、不特定多数に向けて開示された連載である以上、そして新聞という公器で掲載されたものである以上、各専門家、関係者からの意見には真摯に耳を傾け、間違いがあれば正した上で、相応の状況回復をする義務があると思うのだけどね。それが出来ないのなら、文化を語る資格はないのではないかな。
実際にどれほどの分量になるのかは分からない。ただ、連載が終了した以上、関係各方面はしかるべき対応を打つ機会が来たことには違いない。
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