今は検索があるから暗記しなくていい、というのは嘘。知らない知識はそもそも検索できない。
— 松浦晋也 (@ShinyaMatsuura) 2016年3月27日
これは当方も何度か無意識に経験しているし、具体的に記述もしていると思うのだけど、検索ってのは結局便利な道具の一つに過ぎない。道具を使うのには相応の使い方を知っていなければならないし、コツが知識として備わっていればより便利な使い方ができる。
自動車が良い例で、単に購入しただけでは何もできない。最低限利用ができるように知識を習得する免許の取得が欠かせないし、免許を持っていても色々なテクニックや知識がなければ、賢い使い方は不可能。電子レンジを持っていれば、あらゆる料理がプロの調理人同様にできるわけでは無い。
と言うかですね、基礎になる知識がないと、それを有機的に繋げた結果である知恵も出てきませんで。
— KGN (@KGN_works) 2016年3月27日
空のDBは何も生まない。
かつ、若いうちじゃないと詰め込みってやりにくい&大量に記憶する方法を確立させられないので、とにかくガンガン詰め込んで行かなきゃいけない時期ってあるんですわ。
どんなに多くの引き出しを持ったとしても、中が空っぽの引き出しからは何も出てこない。
— ももこ?(??? ?) (@MOMO_geek) 2016年3月27日
ってことだわさ。
つめこんどけつめこんどけ。
さわりの部分でいいからつめこんどけば専門家は必ず手助けになる。
さわりすらなければ誰も手助けできなひ。 https://t.co/OlqICHdGzr
便利な道具を使うのには、その道具を使うための知識や知恵が必要となる。説明の通り、いくらデータベースが広大で使いやすくても、そのデータベースの中身が空では使いようがない。押入れの収納が広くとも、中身に何も入っていなければ意味は無い。
また「さわりの部分でいいからつめこんでおけ」とは、とにかくぶちこんで付せんをつけておけば、その付せんがインデックス、トリガーとして使えて、後で色々と引っ張って結び付けられるという次第。例えば資料ファイルを集めた時に、単にぶち込むだけでなく、ある程度系統立てたり、最低限でも名前や日付、取得場所などを記録しておけば、後に必要な時に検索で掘り出せる。
10年ほど前に 「ググる」と「教えてくん」と「連想」と https://t.co/hrhnKz1L8j でも言及しましたが、知識の引き出しが無いと検索そのものが出来ないのですよね。 pic.twitter.com/TNGVfQTl7Z
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年3月27日
小学校の時、索引の使い方や、図書館の使い方(調べたい言葉、本を見つける方法)を習ったけど、インターネットでも本質的には何も変わっていない。方法を知らない者は情報弱者に甘んじるしかない。 https://t.co/CEfQd7wtap
— 江間 奈之宗 (@kaohito_p) 2016年3月27日
この基礎知識部分の構築が不十分だと、何かを探す時に、何を探せばよいのかが分からない。知識の引き出しが無い、あるいはあったとしてもラベル貼りがしてないと、検索そのものが出来ない。例にもあるけれど、試験勉強の際に「何が分からないのかが分からない」「どこが分からないのかが分からない」状態になる。まさにそんな感じ。
知識の暗記はRPGなら、ダンジョン探索に備えて装備を充実させるような感じ。いい加減な装備で足を運ぶと、状況に対応できる武器が無く、そもそもどの武器や魔法が適切なのかも分からず、難儀してしまう。そんな状況に追いやられるのがイヤならば、十分に装備を整え、情報を取得し、備えるべし。
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