今日小学生の弟が友達としてきた遊びが、「ポケットWi-Fi持って逃げて、鬼はゲーム機でWi-Fiの強度見ながら捜す」っていう超現代っ子な鬼ごっこでクソワロタ
— みく屋 (@398eno) 2016年3月17日
@398eno 違う、かくれんぼだ!!間違えた!
— みく屋 (@398eno) 2016年3月17日
この類の話はどこまで事実性があるのか、そして普及浸透しているのかは統計を取らないと確認が難しいため、結局のところ語った人の信ぴょう性を精査した上で「そういう話もあると聞く」程度に収めておくのが無難かな、という感はある。一方、以前の「若者のパソコン、キーボード離れ」の事例にもある通り、不特定多数から類似の話が持ち上がっている場合には、社会的現象として確証度が高いと認識し、裏付けを取る何らかの統計値などを探す価値のある話となる。
今件の場合は...うーむ、意図的にどのような遊びをしていますかとの質問でこんなスタイルを選択肢に含めるのは難しいので、ベネッセやバンダイの子供向けアンケートでも表には出てきにくい。子供向け雑誌の制作側も恐らくは想定していないだろうから、やはり「こんな話がある」がある程度まとまった時点で、「こんな話があるけど、知ってる?」的なリサーチをする必要があるのだろう。
......と前置きが長くなってしまったけれど、ポケットWi-Fiの仕様を上手く使い、鬼ごっこをするという話。レーダーゲームの発展版というかリアル版的なもので、障害物が無い限りWi-Fiの電波は近づけば強くなり、遠ざかれば弱くなる。しかも距離が一定の範囲に限定されるので、「辺りをつけてサーチをする」「反応があれば詳細なサーチに移る」的な、まさに潜水艦対駆逐艦的なバトルを繰り広げることができる。......あれ? これ複数人による三角測量的なこともできないかな?
ともあれ、いつの時代でも子供は手元にあるものをツールとして活用し、新たな遊びを創りだしていく。昔、バンダイか何かで似たようなかくれんぼ用ツールが玩具として登場した記憶もあるけれど、今現在浸透していない所を見ると、受けは良くなかったようだ。それよりも使えるものを使いこなす柔軟性には頭が下がる。
......まぁ、色々と情報を詰め込んでテンプレートががっつりと装備された大人には無い、自由な発想と奇抜さが、新たな方向性への飛躍のカギとなるのだろうな。「これは無理だ」「こんな使い方は普通はしない」というルールが無いからこそ「こんなのはどうだろう」「これができるのならこんな使い方が可能なはず」というのがこなせる。興味深い話には違いない。
この話を目にしたときに鉄腕DASHのビーコン鬼ごっこが今ならWi-Hiになるんだと感心しました。