GoogleのSearch Consoleで導入された画像認証が海外仕様からの翻訳なのでスペシャル使いにくい

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かつてはウェブマスターツールと呼ばれていたGoogleのSearch Console。サイトの持ち主に利用してもらうためのツールが実装されていて、主にGoogleにより正しい情報を把握してもらうための機能とか、それが果たせているか否かを確認できるあれこれが提供されている。そのうちの一つの機能がFetch as Google。簡単に説明すると「このページを更新しましたよ」とお知らせするもの。

わざわざそんなことをしなくても、Googleのロボット(クローラー)がいつかは廻ってきて確認するのだけど、一刻も早くチェックを入れてほしいとか、下手をするとコピーサイトが先にチェックされてしまうかもしれないってのもあるので、本家大本マスター製作者にとっては「記事を更新したらすぐにお知らせして、Googleに認識してほしい」と思うので、これを使う次第。

ところがこれを「認識してもらえば検索順位が上がる」的な誤解をしている筋があるようで、スパム的な利用スタイルがはびこっているらしい。ということでちょいと前から「私はロボットではありません」的なチェックを入れる必要が生じていた。そして昨日からさらにそれに加えて、上記のような画像認証が成されるようになった。

チェック認証だけに留まらなかったということは、チェックだけでは再びマクロ的なものを組んでオートでやらかす筋があったんだろうなあということは容易に想像がつくのだけど。この画像認証が多分に問題。海外の機能をベースにしているようで、認識が非常しづらい。まだ写真のようなコーヒーはどれか的な分かりやすいものならいいけれど、なんちゃらトラックはどれかとか、なんとかいう標識はどれかとか、その方面にそれなりに詳しくないと分からないだろ、人間か否かの確認じゃなくて、その方面に知識があるか否かのチェックになっちゃってるだろう、的状態に陥っている。

せめて数字入力タイプにはできなかったのだろうか。数字はほぼ世界共通ではあるからねえ。

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このページは、不破雷蔵が2016年4月23日 07:30に書いた記事です。

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