軽自動車タイプの「ミニファミ号」による移動販売を開始! ~「ファミリーマート+Aコープいよ店」を母店として営業~ https://t.co/JKrjBFuMMO 昔の移動図書館やろばぱんみたいなイメージ(°ω°) pic.twitter.com/EeAsqXBdX4
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月1日
実店舗を運用拠点としてトラックなどを改装した移動型店舗を運用するスタイルは、以前から工場などの一定時間帯のみに需要が生じる場所への遠征という形で行われていたけれど、震災以降は過疎地帯や震災被害地帯への商用サービスの提供との形で、大規模な実証実験が繰り返されている。将来的には買い物困難者対策としての地域貢献とブランドの底上げ、効率的な集客化も考えているんだろうなあ、という感はある(店舗を建てるほどでは無い人口密度が薄い地域の顧客まで取り込む形)。
で、今件はその一例ではあるのだけど、そこに農協の販売部門であるAコープが加わっていることにちょっと驚き。
リリースにある通り、元々同地域ではファミマと農協が一体型の店舗を展開しているわけだけど、今回はその発展型として移動コンビニもその組み合わせで行われるようになったとのこと。元々農協は地域に強い基盤があるので、この組み合わせを実証実験的な形で行い、全国展開となれば、かなり強い気がする。
今でも時折利用目撃報告のあるロバのパン屋さんとか、昔存在した移動図書館のようなスタイルで、将来は移動コンビニがごく当たり前の時代になるのかなあ、という感もある。ただその場合、やはり今件のような軽自動車タイプでは無く、大型トラックに山ほど商品を積んだタイプで無いと、コンビニのメリットは活かせない気がするけどね。
あるいは移動コンビニには見本品だけ置いておき、注文をそのコンビニで実施、商品は可及的速やかに配送する仕組みなんてのも悪くはないかもしれない。
道幅もありますから小・中型バスの改造あたりが手ごろでしょうかね?
品揃えは絞らざるを得ないでしょうから、カタログによる事前注文で巡回時にお渡しと言うのも良いのではないかと。
あと、郵便や宅配荷物の発送が大変との話も聞きますので、発送受け取りも喜ばれそう。