ある漫画家先生を人間ドックにお連れしたら色々シャレにならない感じで通院開始とのことで、いまなら大丈夫だと聞いてホッとした。人間、半年一年の違いで寿命が変わるのを実感。
— 野上武志takeshi NOGAMI (@takeshi_nogami) 2016年4月2日
4月中は人間ドッグ割引してるとこも多いので、勤め人じゃない人はやるといいですよ
— dragoner (@dragoner_JP) 2016年4月2日
就業者に対しては企業側が法定検診って事で最低でも年一の健康診断が義務付けられているけれど、当然それ以外の人の健診は義務化されていない。40歳以上には特定健康診査の指導が公的保険加入者に対して行われるので、大よそこれでカバーできるはずなんだけど......実際どこまでこの指導に従って健診を受けているのかは結構不明、と思ったらデータがあった。
【特定健康診査・特定保健指導に関するデータ】によると直近の平成25年度では大体47%。半分程度でしかない。
自分では健康だと思っていても、実はトラぶっているってことは結構ある。さらにちょっとした体の不具合、不自然なところを覚えても、風邪だろうとか、一時的な不調だろうと油断してしまうことも多い。それらが体のシグナルであるとも気が付かずに。
自営業や自由業の人で、会社側から強制的に健診を受ける機会が無く、自主的、あるいは自治体の薦めなどによる健診ですら面倒くさいとか、大丈夫だからと油断せず、定期的なチェックをお薦めする。指摘の通り春先は企業による健診が多いため、それに合わせる形で割引をしているところも多い。自治体などからのアプローチが無い人はこれを機会にやってみてほしい。しばりがないとつい怠りがちだけどね。
当方の場合、例の内臓疾患で大病食らって入院経験をしてからは、健康に神経質なまでに留意するようになった。ちょっと歯に違和感を覚えたらすぐに歯医者。眼に異変を覚えたら眼医者に。そして睡眠時間をしっかりと取り、寝不足をしないように心掛ける。また、時々虫歯の進行具合のサンプルを写真で見て、歯みがきの重要性をそのたびに認識し、歯みがきの動機づけ。それ以前に定期通院とその時の検診、検尿やら採血が、半ば定期的な健康診断になっているのもあるのだけどね。
以前も触れたかな。病気を患って体に大きなダメージを受けると、そこから回復しても全回復にはならないのだね。RPGでいうところの最大HPが削られた形になる。そうなる前に、日頃から健康に留意し、チェックを欠かさず、トラブルを覚えたら「まだあまりひどくないからあとでいいや」ではなく、すぐに対応を施すことで最大HPが削られないようにする。それらの小まめな対応や健診による健康チェックは、数か月の単位ではむしろ時間の浪費のように思えるかもしれないけれど、数年経つと随分と違いが出てくると思うよ。特に突発的に無理をしがちで不規則な生活をすることが多い自営・自由業の人は、ね。
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