ラーメンに限らずごはん画像は、正面から全部を写真に収めようとするとただの記録になってどこをメインで見せたいのかがボケると思うので
— らっしー (@rassi_225) 2016年4月12日
斜めから角度を付けて無理くり全部を収めなくて器とメインの一部分だけ映せばいいと思いますです pic.twitter.com/Oyf7w4MLS2
これは指摘を受けて「ああ、なるほど」と膝をぴしぴしと打ちまくった話。当方はどちらかというと記録的な意味での写真撮影が多いのであまり気が付かなかったのだけど、そういえば確かに料理系を中心に、フィギュアの情景写真など、対象を披露する系の写真はこのタイプのが多い。全部を見せる必要は無く、「ここがいちばん伝えたかった」部分が分かるような、写真の構造から写す人のメッセージが伝わるような構図が必要なんだな。
斜めから云々ってのはその理由が書かれていないけど、奥行きを示すことで立体感、臨場感をアピールできるのかなとも思ったりする。
自分の飯撮りは料理全体と旨そうなポイントを接写する感じですね pic.twitter.com/pLma7TFEpw
— 格 (@itaru_414) 2016年4月13日
こちらはもっと分かりやすい。全体を載せて記録的な写真を1枚、そして撮り手のアピールしたい場面、場所を撮っている。撮影者の言葉が写真を通して伝わってきそうな、語る写真とはまさにこんな感じがする。
今日もたちばなで、チキンカツ。 pic.twitter.com/wq424ueZcB
— Pzkpfw4@Sd Kfz 161/1 (@Pz_4) 2016年4月13日
こちらも面白そうな構図。美味しそうな部分(ソースのたっぷりかかったカツ)を主軸としつつ、全体をある程度包括する形で、しかもすべてを丸ごとではなく一部分のみ撮り、自然な情景を演出している。当方がこのシーンを撮ろうとすると、恐らく無理矢理に皿やご飯茶碗全体をフレーム内に収めようとするだろうなあ。
他の方の作品も、単にすごいな、美味しそうだなと見てオシマイでは無く、何らかの意図を持って観察すると、色々な部分が見えてくる。勉強になるねえ、ホント。
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