地震とお薬手帳とふつうの人ができることと

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先日は当方が寝る直前に発生した九州地方の大きな地震でかなりどたばたして、当方も少々寝不足。第一報は熊谷と熊本を勘違いして「震度7」の文字が躍った時には誤報かと思ったほど。

ともあれ即時に対応する必要がある、充電式のものは即時充電に入るとか、水をためられるような場所には速攻で水をためておく、外に出る際にはコンセントを抜いてブレーカーを落としておくあたりの話はすでに必要な時期を過ぎてしまったので。また、通信インフラに関しては専門家の方々が山ほど言及しているので、当方としては経験則から一つだけ。

お薬手帳ってのは自分の服用しているお薬の履歴書に他ならない。そして公的機関発行の書類に近い信ぴょう性を持つものとなる。自前で手書きして加えるとか、あまり意味は無いし、得をするわけでもないからね。なので、それを避難の際に持ち出す事で、第三者に自分の服用している薬の内容をすぐに把握してもらうことができる。薬の服用の必要がある人は、非常に大切な命綱にもなる。

普段お薬手帳が必要なのは通院して薬局で調合してもらう時。それ以外は不必要。なので、保険証と合わせ普段は非常用袋に入れておくのも良いかもしれない。いざという時に別の場所から袋に入れ直す暇があればよいのだけど、無理っぽいし。


今はまだ結構大きな余震が続いているけれど、今後ボランティアや救援物資周りの話が出てくると、必ずそれに絡んだトラブルや、自粛云々って話も世間を騒がす事になる(政治的な策謀云々はまた別の話)。ただ、統率の無いリソースの投入は状況をさらに悪化させるだけってのはすでに知られている話。

特殊な技能を持つ人、該当当事者界隈から乞われているのならともかく、そうでない場合は日々の生活をそのまま維持、あとちょっとだけ情報上のノイズを意図的に減らすぐらい。むしろ今まで以上に仕事に励み、稼ぎを得られるよう、活動を活発化する。そして得たお金を寄付に充てたり、増えた納税額をふるさと納税に回す。これが一番確実で効果的な支援になる。

※お薬手帳に関して先の震災時の公的資料があったので追加。


このたぐいの記録は非常にありがたい話に違いない。

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このページは、不破雷蔵が2016年4月15日 07:20に書いた記事です。

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