【海上保安庁からのお知らせ】本日17日、三角港と熊本港で、巡視船から被災地の皆さんに向けた給水等支援を実施しています。携帯電話の充電スポットもございますので、お知らせいたします。
— 海上保安庁 (@JCG_koho) 2016年4月17日
《写真》昨日の携帯電話機充電中の様子 pic.twitter.com/KWJfZBlac6
これは先の震災でも何度か指摘されていた話ではあるのだけど。上記の海保での支援場での告知看板に、トレイと給水の文字より大きく、「携帯充電」とあるのが目に留まった。数年前なら何かの間違い、コラージュではないかと思うような写真ではあるのだけど、事実には違いない。
電波状態の回復が当然前提になるけれど、それが果たせれば携帯電話、特にスマートフォンは被災地では最強のツールとなりうる。各種公的、自治体などの情報の取得、データの確認、自分のあれこれの記録、そして情報発信、さらにはエンタメ。多様な機能が圧縮されているだけに、非常に便利には違いない。十徳ナイフなんてのがあるけれど、これはまさに21世紀の十徳ナイフならぬ十徳カード、みたいな。
だからこそ、それを稼働させ続けるために欠かせない充電は、ある意味命の確保の次に大切になりうる。日常から隔離され、情報が遮断された状況ではなおさら。今後は各自治体などでも、備蓄用の被災対策・救援物資の中に、充電ユニットの類は必要になるのだろうなあ、と思ったりする。太陽電池による発電装置とか、ガソリンエンジンによる発電機と連動させる必要もあるかな。
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