「携帯電話の充電」が給水と同レベルで必要不可欠な存在となっていることに気が付く

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これは先の震災でも何度か指摘されていた話ではあるのだけど。上記の海保での支援場での告知看板に、トレイと給水の文字より大きく、「携帯充電」とあるのが目に留まった。数年前なら何かの間違い、コラージュではないかと思うような写真ではあるのだけど、事実には違いない。

電波状態の回復が当然前提になるけれど、それが果たせれば携帯電話、特にスマートフォンは被災地では最強のツールとなりうる。各種公的、自治体などの情報の取得、データの確認、自分のあれこれの記録、そして情報発信、さらにはエンタメ。多様な機能が圧縮されているだけに、非常に便利には違いない。十徳ナイフなんてのがあるけれど、これはまさに21世紀の十徳ナイフならぬ十徳カード、みたいな。

だからこそ、それを稼働させ続けるために欠かせない充電は、ある意味命の確保の次に大切になりうる。日常から隔離され、情報が遮断された状況ではなおさら。今後は各自治体などでも、備蓄用の被災対策・救援物資の中に、充電ユニットの類は必要になるのだろうなあ、と思ったりする。太陽電池による発電装置とか、ガソリンエンジンによる発電機と連動させる必要もあるかな。

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このページは、不破雷蔵が2016年4月18日 07:36に書いた記事です。

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