「あの人はこういう芸風ですから」と、炎上や暴言を肯定する言い訳がありますけれど、芸として求められている事と、こえてはいけない一線をこえることは別物です。それが許されるなら、「視聴者が求めているから」とばかりに、乱暴狼藉を働く一部報道界隈と何ら変わりはありません。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月21日
先行する【マニュアル対応はとても大切。それ以上の対応を求めるのなら相応の権限と能力が必要】でもちょいとばかり触れている、芸風だからそのような傍若無人は仕方がないとする風潮が一部にあることについて。往々にして、芸風や仕事だからということを理由付けとして、炎上行為や暴言、暴虐行為、不当行為を正当化、あるいは見逃してしまおう、免罪符モードとするものがある。これもケースバイケースで意見も多々あるのだろうけど、個人的には「それはやっちゃダメだろう」と考えている。
炎上行為や暴言や不当行為が「芸風だから」で許容されるのは、あくまでもその領域内での話。そういう設定の人だから、そのような行為をするのだろうなあ、という前提があるわけで。閉じられた限定世界の中で許されたものでしかない。それを社会一般に向けて同じようなことをすれば、とがめられても当然の話。ライフル射撃の競技者が街中でライフルを撃ちまくったり、ボクシングの選手が道端で突然気に食わない人を殴り倒すようなもの。
「仕事だから」も同じ。仕事の上での行為だから、特にその仕事が崇高なものと思われているものならば、不当行為は許される的な考えもあるけれど、仕事と社会一般のルールは別物。美食専門家がデパ地下で盗み食いをしたり、編集者が本屋で突然未購入の本に赤ペンを入れ出したら、当然アウトであるようなもの。
間違いなくその通りなんですけどねえ...「そうとでも割りきらないとキリがない」狼藉者が、ネットにはあちこちに蔓延ってるという難儀な問題も_(:3 」∠)_ 通常はスルー以上の対策がない辺り、頭痛いです... https://t.co/N68NFGLb7E
— ブラハン(再墜落中) (@nns_blackhand) 2016年4月21日
実のところはネットに限らず、ネットの場合は可視化されやすいだけのお話なんだけどね。昔も今も状況はさほど変わらず。見えやすくなっただけ。世間一般には昔から一定率の「困ったちゃん」が存在しうる。人口構成比率の変化や、各世代の時代背景、さらには社会技術文化の急速な進歩についていけるか否かを合わせ考えると、多少は数・比率的に増えているかもしれないけれど......。
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