読売新聞の四面に広告が記載されたけれども、団地理事会の人は私をニートだと思っている。
— 蝉川夏哉@カクヨム迷宮の子 (@osaka_seventeen) 2016年4月24日
あまりにも頻回呼び出されるので理事会の人には職業を説明したのだが、
— 蝉川夏哉@カクヨム迷宮の子 (@osaka_seventeen) 2016年4月24日
「じゃあ直近はいつ本を出したのよ」
「今月は関係している本が三冊でました」
「......(そんなわけないじゃんという顔)」
みたいな流れに落ち着いたので、ニート。
これは定期的にお話に登る事案で、昔と比べると随分と緩やかになった気はするけど(近所づきあいの疎遠化も一因かな)、やはり尽きぬ話ではある。
自宅でお仕事をしている人、特に創作系などデスクワーク系に多いのだけど、はたから見るとその仕事の内容は分からないから、「いつも家に居て、平日でも近所をぶらついている、仕事をしないニートな人」的な印象を持たれてしまいがち。有閑隠れ富豪とか、若隠居とかいうイメージはなぜかなく、ネガティブな印象ばかりが刻まれてしまう。
しかも当人は多分に懸命に、恐らくは会社勤めをしている人よりも就業している時間は長いであろうにも関わらず、仕事をしていない、時間にむっちゃ余裕があると思われてしまう。少なからぬ人にとっては、会社=仕事の場であり、そこに居ない、ましてや家にいる事は仕事をしていない、だから自由の時間ばかりだとの認識を有してしまうようだ。
まぁ、今件先生の場合は、自分の本を見せれば、相手の評価対応も一変すると思うのだよね。会社=仕事的な価値観の持ち主の人は、多分に同時に、本を出している人=超偉いステージにある人との認識もあるから。紙媒体の権威はまだまだ健在。
独り暮らしで在宅仕事してる人は周りへの説明に苦労するよね。ちょっと歳いった人だと会社に出勤しない仕事は後ろ暗いことをしているくらいに思ってるし。
— 粉乃山葵 (@konanowasabi) 2016年4月24日
何が問題って「在宅フリーランスは自分の時間を切り売りしている」という概念が全く理解して貰えないということ。「いつも家にいるなら、これとそれもやってね」というのが、とてもアレ。
— 蝉川夏哉@カクヨム迷宮の子 (@osaka_seventeen) 2016年4月24日
まぁでも実働時間と得られた収益を考えて時給割して補償貰おうとかそう言う計算ができるほどお金持ってないけどな。
— 蝉川夏哉@カクヨム迷宮の子 (@osaka_seventeen) 2016年4月24日
世の中にはなぜか強固に「脳内にあるものをインプットするのには大して苦労が生じないから作家やイラストレーターはサラリーマンなど一般的な職業に比べて時間に余裕がある」って思い込みをしてる人が居て、本当になぜだか年配の人に多いんですよね https://t.co/eFy9DS8gGT
— maryuw@糖質制限中 (@maryuw) 2016年4月24日
あと、フリーランスの生き方についてご助言いただくことがたまにありますが、一回も会社を辞めたことがない人からそういう面で教わることは特にないと思ってます。
— 平林緑萌 (@seikaisha_moegi) 2016年4月24日
在宅のお仕事をしている人の事情ってのは、ぶっちゃけるとそのような就業スタイルを知らない、経験が無い人には認識しにくい。上記の通り、自宅にいるのなら仕事はしていないはず、との常識が刻まれてしまっているから。なので、自宅で仕事をしていても、「なんか暇そうにしてるよね」と考えられてしまう。以前ちょいと触れた、「休日は何もしていない」との表現と、実際には色々なことをしているってのと、軸としては結構似ている。
あるいは会社就業しか認識の無い人、特に高齢層の方々には、在宅勤務の類は、高等遊民とか無為徒食のようなものとの考えがあるのかもしれないなあ、と。仕事には変わりはないのに、ね。
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