食玩「あの頃の田舎暮らし」と時代の流れ

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昔なつかしい田舎の古民家をイメージしたミニチュアフィギュア。


⑤のかまどの薪を入れる部分は開閉可能、
⑧の手押し井戸ポンプはハンドルを上下させることが出来ます。
内箱特典は中庭風のジオラマ付きです。


6月13日発売のリーメントの食玩。「三丁目の夕日」のような昔を描写した作品では見かけそうな......というか、さらにもうちょっと昔か、「三丁目の夕日」の時代における田舎の情景にありそうな、そんなアイテムたち。恐らくは映像や漫画などでしか見たことが無い人、初めて見る人がほとんどではないかな、という感はある。

今商品が単なる「田舎暮し」ではなく、「あの頃の」という言い回しが加わっていることで、単なる「昔」とか「田舎暮し」よりもさらに昔の時代を表しているのだなあと改めて実感させられる。かまどとか井戸あたりは、もう歴史的アイテムな感じもする。井戸はまだ地方の神社とかにはあるかもしれないけれど。

それっぽい情景を作るのには適しているのだろうけど、この類の商品の需要ってどこにあるのかなと思ったり。これを「懐かしい」と思える人、つまり実物を見たことがある人となると、中堅層以上だろうなあ。子供向けとは到底言い難い。

個人的には井戸とかかまど辺りを資料的なもの、写真素材として欲しい気はする。洗濯板とかもいいよね。

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このページは、不破雷蔵が2016年4月26日 06:41に書いた記事です。

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