高齢者、障がい者、妊産婦など配慮の必要な方とご家族、介助者を対象にホテル、旅館を緊急避難所として紹介しています。様々な支援を必要とするお子さんとご家族も対象になります。
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2016年4月26日
各市町村にお申し込みください。宇土市、益城町、南阿蘇村の方は熊本県薬務衛生課に直接お問い合わせください。
避難所は『集団生活の場』だからねえ...
— KGN (@KGN_works) 2016年4月26日
「啓発して、理解を求める」だけじゃやはり無理な面がある。『集団で生活できない人を、多大なストレスがかかった環境下で受け入れろ、とゴリ押し』するだけになってませんかとの注意勧告も必要かな。
先の九州・熊本地震だけでなく、自然災害の発生に伴い避難所などへ不特定多数が緊急避難的な集合生活を余儀なくされる際には、必ず発生しうる問題。そしてある程度の割り切りと「ゼロにする事が望まれるけれどそれば事実上不可能である事も認識しておく必要がある」問題。さらには費用対効果辺りまで考え、総合的な視野、観点で見なければならないのかなあ、という気もする。
突然の出来事で自らの意思に寄らずに一定の場所に集められた場合、当然多種多様な人が一堂に会するわけで、軋轢が生じてしまう。普段ならそのような問題が生じないように、自主的に移動したり専用の場を用意するのだけど(禁煙席・喫煙席が良い例)、それも不可能。周囲に迷惑がかかるようなケースもあれば、周囲への影響は生じないけれど自分が影響を受けてしまう事もある。
そのような場合に、啓発なり理解を求めるなり大義だからとゴリ押しがなされると、結局大きなストレスがかかり、トラブルの原因となってしまう。多少軸はずれるかもしれないけれど、ペットの同伴・同居も良い例かな。ペットを連れて避難する事は各方面で推挙されているけれど、避難所にはそのペットのアレルギーを持つ人もいる。難しい問題には違いない。リソース面では無駄に思えるかもしれない仕切り分けだけど、中長期的に見ればむしろポジティブと判断できる事も多い。
長期化した避難生活で『集団生活の出来ない人に対して、とにかく理解を求め』『調停役の人のご厄介になって』生活を維持しようとした結果、調停役が倒れちゃった...なんて事態もあったからね。
— KGN (@KGN_works) 2016年4月26日
こういうものの利用もご検討を。https://t.co/6v2suErfNr
「集団生活できないのは仕方ないんです!」vs.「調停役が倒れるまで負担かけて、他の人はどうなるんだ!」
— KGN (@KGN_works) 2016年4月26日
て構図はあったからね(挙句に『ずっと入院させておけ』と言い出した事例とか)。
『仕方ない、だからお前ら理解しろ』では済まない事態も多いので、難しいなあと思ったら別手段の検討を。
居場所が無い、てのはシリアスな問題だからね。一つの手段(避難所)にこだわらず、複数検討してください。
— KGN (@KGN_works) 2016年4月26日
世の中にはいかなる場合にもイレギュラーなケースがあるので、そのイレギュラーに柔軟な対応ができるよう「余力」が必要なのですよね。今件ならば挙げられているホテル・旅館などが該当します。軍事行動ならば予備兵力が該当します。https://t.co/OqG9sRAXBm
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月26日
調停役が倒れるまではいかなかったけど、ほとほと困り果てて相談された事例もあったね...
— KGN (@KGN_works) 2016年4月26日
とはいえ、「集団生活できない」だけで入院させるわけにも行かなかったんだが(疾病コントロールは非常に悪化してましたが、それも入院というレベルではなく...というか本人の同意がないと無理)
避難が長期化してくると、この軋轢は顕著化してくる。「緊急時だから仕方がない」のあきらめも、時間の経過と共に慣れ、次第に本来の思惑が前面に出てくる。状況は異なるけれど、例えば複数が同室する病室で物凄いいびきをかく人がいたら、他の人はどう思うだろうか。一日、二日なら「臨時だから仕方がない」で我慢するだろうけど、それが一週間、一か月と続いたら。身体的、病症的な問題で集団生活が難しい人だけじゃなく、精神的に、性格面で難しい人も少なくない。
大よそこのような状況の場合、バチをかぶるのは調停役。調停ができないからこんな状況になるんだ、お前が悪いとなってしまう。イレギュラーな事案に対応できるだけのリソースがあれば良いのだけど(指摘されている「調停役が倒れるまで」にしても、避難所を細分化できれば、倒れるまでには至らなかったはず。無いものをねだられるのでどうしようも無くなった次第。お金のやりくりができなくて心労で倒れる会社役員のようなものだ)。そして、だからこそ、細かい事案にも対応できるよう、余剰リソースは必要ではあるし、同時にそれを上手く配分できるスキルの高い調停役が必要なんだろうな。
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