薬剤師さんと僕の会話「タミフルは菌を殺すのではなく、菌を抑えている間に人間の抗体で攻撃するっていう薬なんで、必ず飲み切って下さい」「攻撃呪文ではなく攻撃補助呪文という事ですね?ラリホーで眠らせてる間に通常攻撃で倒すっていう」「はい、倒すまでラリホーかけ続けて下さい」「なるほど~」
— ズミズミ (@zumijohn) 2011年1月25日
これも以前紹介した記憶があるのだけど、薬の大部分は病症を直接攻撃して取り除いたり、治癒して元の状態に戻させる効果を持つのではなく、その病症部分の拡大や活性化を抑える働きを有する。相手を抑えている間に、人間が元々持っている対抗能力や治癒能力で病症を治癒するよう、サポートする働きを持つわけだ。
例えるならばドラクエシリーズにおける、敵を眠らせる魔法、ラリホー。ウィザードリィならカティノ。眠らせるだけでは直接ダメージは与えられないけど、相手の行動を止め、抵抗が出来ないようにさせることは可能。その間に、人間の治癒能力でがっつりと倒してください、的なものとなる。
さすまた https://t.co/F3cz2q7ycg pic.twitter.com/3cDwIMFyGt
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月27日
あるいはさすまたみたいなもの、という考え方もできるかな。相手の動きを止めることはできるけど、それ以上のことはできない。相手を止めている間にお縄にしなきゃという感じ。
タミフルに関しては定期的に色々な話が持ち上がってくるけれど、基本の効用はこんな感じで、インフルエンザなどを直接治癒するものではないってことは、覚えておいて損はないと思うよ。
コメントする