「地震後めまい」患者増加、9割近くが女性(読売新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/3CjlvjQzPf #Yahooニュース
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年4月28日
少し前に【だれでもすぐに作れるペットボトルの地震感知系と平衡感覚のマヒ対策】でも触れた、大きな地震やその後の群発余震を受けて、心理的にストレスがたまり、揺れていないのに揺れているような感覚を覚えてしまう、「地震後めまい症候群」(っていうんだ、これ)。4月17日の時点では「少々早い感もありますが」としたけれど、やはり多分に体現化してしまう人がいるようだ。
携帯電話を胸ポケットに入れておくと、着信していないのに震えているような誤認をしてしまったりとかもあわせ、同じような感覚を繰り返し認識していると、それが常にあるかのような錯覚をしてしまう。加えて地震後のめまいは、ネガティブなストレスが重くかかっているので、発生する可能性も高くなる。
結局これは、自分の錯覚と現実との区別がつかなくなるのが一因。判断ができなくなると不安になるし、自分自身の感性、感覚への疑いが強くなり、それがさらにストレスとなる。そのためにも、実際には揺れていないことを認識するための、ペットボトル式ゆれ感知器が必要。
もちろんこれで100%状況が良くなるなんてことはない。ただ当方も東日本大震災後にはこれに近い誤認識を多々覚えるようになり、それがペットボトルの感知器で確認をするようになってから、随分と楽になったのも事実。まだ九州・熊本では余震が続いているので、多分に感知するような状況となるだろうけど、それはそれで「ああ、正しいのね」と確認ができるので、良い話には違いない。「本当に揺れてるの? 自分の認識は正しいの!?」というもやもやこそが、ストレスの最大要因だからね。
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