↑ まんがタイムきらら2016年6月号
表紙は「三者三葉」。テレビアニメ放送中ということもあってプッシュ状態。絵柄がピンク様式なのでちょっと買いにくい。付録は「三者三葉」のクリアファイル。デザイン的に優れてはいるのだけど(裏表で同じポーズで違う服ってのも良く考えてる)、ファン以外はどうかな、と。読プレの「応援スタンプセット」はアイディア賞。これは良い。今後このスタイルで色々な作品のを出してほしい(線が細いとスタンプの絵がぶれるので大変だけどね)。
■ゆゆ式......キャラの動きが非常にリアルで巧みなのは相変わらずだけど、セリフ回しも非常に自然ですっと読み通せてしまう、良い意味での空気のような話。いったいどこからこの会話のやりとりの情報を得てくるのだろう。
■箱入りドロップス......二人きりのデートではあるけれど、内容は泳ぎの練習。そういや泳げませんでした。ぎこちないけれど、相手の一挙手一投足が気になる、でもお互い相手のそのしぐさには気が付けない、甘酸っぱ過ぎてもだえるような関係。その描写にドロップスの甘さも数倍。
■ふたりでひとりぐらし、......大学生だけど実はすでにアルバイトでは無く本職として仕事を持つ彼女のお話。最初からパソコンってのは笑い話では無く実際に居そう。そして多分にメタ話。いやこれはメタメタ話かな。
■オリーブ!......魔法をマジックなどと信じ込むのは都合の良い話。二手に分かれる際に横に大きなコマを配するコマ割りの描写は斬新。
■チェリーブロッサム!......最終回一回前。ただ今回のオチならこのまま最終回としても通じそうな感じ(後日談は単行本で、的な)。色々良い話ではあるのだけど、最後も合わせ所々で笑いや突っ込みどころがあるのは今作らしい。
■あっちこっち......巻中カラー。屋根より高いアレの話。色々とためになりそうなお話も。あれ、1頁足りないような。
■放課後ぱにぱす部......最先端技術恐怖症とは面白い切り口。ただこれってひとつ前の技術ならOKで、その仕切り分けの認識次第だからどうにでもなるような。多分に意識の問題だね、ということで色々と解決を試みるけれど。
■〆切ごはん......オークが多くではなく姫騎士が多く現れた。扉がこれでいいのかって必然の流れなのね、これ。料理は食パンの上にチョコ。実はこれ、美味しいけれどトースターの焼き時間を間違えると悲劇が起きる。
「クロ」は今回お休み。「チェリブロ」は次回最終回。次号付録は「三者三葉」のクリアウチワだそうな。
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