吉野家の復活・豚丼、1カ月で700万食売れる 330円の安値も人気の要因に(産経新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/YJKeKKr8jI #Yahooニュース
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月6日
『復活!豚丼』700万食突破のお知らせ(吉野家) https://t.co/cEpLR1Cs6C pic.twitter.com/2ZkjHPCkCa
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先日の【吉野家プラスに転じるがすき家はマイナスに...牛丼御三家売上:2016年4月分(最新)】でも触れた、吉野家が4月頭から発売を再開した豚丼の大ヒットな話。1か月で700万食ってことは1日平均で23.3万食。吉野家の店舗数は1200店足らずだから、1店舗あたり平均で194食さばけたことになる。実際には店舗規模で随分と差異は出てくるのだろうけど、それにしてもこの数はちょっと多い。24時間フルで開店していて、1時間あたり8食ってことだからね。
色々と理由はあるんだろうけど。よく語られている「安いから」というのは理由の一つに過ぎないのではないかな。牛丼の並盛が380円で豚丼は330円。同じ300円台の価格帯でしかない。そりゃ50円の安さは小さくないけれど。むしろメニューのバリエーションとして、お手軽系の肉料理で牛しかなかったところに豚系が入ったのはポイントが大きいと思うのだな。例のBSE問題で豚丼が展開し、問題終息で販売終了となった時にも、惜しむ声は大きかったし。
ただやはり、世間一般には「豚丼は安いから売れた」というイメージは大きい。吉野家側でもそれを否定していない。本家記事にも書いているけど、牛丼チェーン店で共通の戦略となりつつある、客単価の引き上げで客数の減退を補うかじ取りが、この豚丼の成功で変化が生じるのではないかな......という可能性はある。松屋辺りが豚めしを似たような価格で展開し始めたら、その動きが本格化しだしたと見て良いのだろう。
個人的には今後、吉野家では牛豚丼的なものも出てくるんじゃないかな、という予想がある。一つで二つの味わいとかいうコピーで。
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