患者家族が声を上げ続けたHiBワクチンと言う物もありまして。https://t.co/ZK4S2TonXS
— KGN (@KGN_works) 2016年5月1日
細菌性髄膜炎から子供を守る会・当事者の声
ここ御一読いただきたく。
ワクチン導入で何が変わるか、てこれ読んでも気が付かないなら「議論に加わる資格なし」です。
「ワクチンには副作用のリスクがある」それ踏まえた上で「やっぱり打ってください」と言ってる推奨派と、
— KGN (@KGN_works) 2016年5月1日
「ワクチンの副作用ガー!」と言いっぱなしで、罹患した人は放りっぱなしの反対派。
リスクとベネフィットをちゃんと比較してないので、言いっぱなし反対派は議論に加わる資格がありません。
経済的な観点で言えば費用対効果。メリットとデメリット。お薬の類も得てしてこの概念の上で総合的な判断を下す必要がある。デメリットばかりを掲げて対象をつぶしていったら、人は一日たりとも生きていけなくなる。水だって何らかの有害物質が入っている可能性はあるし、空気ですら喘息のリスクはゼロとは言えない。食品だって食中毒や気管が詰まったり、胃炎のリスクもあるわけだからね。
要は世の中の事象はすべて天秤の傾きの判断次第。足し算と引き算の勘案。自分ばかりが得をして、損はまったく無いなんてことはありえない。
予防接種に限らず、治療ってのは必ず「やらない事によるリスク」と「介入する事による利益」を比べる必要があります。
— KGN (@KGN_works) 2016年5月1日
例えば、国内での感染リスクが極めて小さい黄熱病。予防接種しても副作用のデメリットを食らうだけの人が多いので「出かける前の準備として打てばいい」と判断したりするわけ。
てかまあHibワクチンは効果が一目瞭然なんだよね。デンマークと鹿児島のデータ置いとく >RT pic.twitter.com/jnkCLNUg4f
— EARL@GW (@DrMagicianEARL) 2016年5月1日
手術なんかも、「体を直接いじる事によるデメリット」「病が直せる可能性というメリット」を比較してやる。
— KGN (@KGN_works) 2016年5月1日
脊椎の手術なんかその典型ですね(というわけで私はまだ経過観察組、今はまだリスクが大きいと判断されているため)。割とのんびり構えてられる疾患でも、ちゃんと考えてるんですよ。
やった時の損得、やらなかった時の損得。それを見比べて判断は行われる。上記の例なら、リスクは極限まで減らされているから、普通の空気を吸えるわけではあるし、水は飲めるし食品は食べられる。腐った食品ならリスクが高くなるので、お腹がすいていても口にしない。リスクとメリットの勘案ってのはそういうことではある。
ワクチンにしても手術にしても、相応の計算がなされ、実証データが積み重ねられ、さらに現状を見極めた上で、判断が下されている。享受しているメリットが見えにくい(何しろ大部分は当たり前の事、起きない状態こそがメリットなのだから)から、デメリットばかりが目に止まり、全体のメリットを吹き飛ばしてしまう。
期待値計算による日常生活への応用でも言える事なのだけど、感情論なり勢いではなく、数理的な考えを持つことで、世の中はもう少し過ごしやすくなれると思うのだけどね。
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