そろそろ大手銀行がワンタイムパスワードを使わないと手続き出来ないよ的な方向に本格シフトしているようですが。スマホ版では色々と不安やらクレームやらがネットに挙がるように。当方はカードの方を使ってます。 pic.twitter.com/W2xM59QQNB
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月15日
先日Facebook上で大手銀行が相次ぎ導入、強制シフトのお知らせをしているワンタイムパスワードの話が持ち上がっていた。セキュリティ強化のための導入であり、元々数年前から機能としては実装されていたのだけど、安全性に係わる環境の変化に対応するため、使うことを前提とするサービスの提供に切り替える形となっている。
スマホアプリの方が便利には違いないのだけど、その分安全性はちょいと不安がよぎってしまう。アプリの操作性などでのクレームも少なくない。確かにいつでもどこでも使えるスマホアプリの方が楽に違いは無いのだけど。
以前も触れたけど、結局ワンタイムパスワードを導入する羽目になったのは、多分にインターネットバンキングそのものが便利過ぎるから。便利、使うのが楽なのはありがたい話なのだけど、それは直接の利用者、権利保有者だけでなく、悪さをしようとする「敵」にもいえること。過ぎたるは及ばざるがごとし。
当方が物理的なワンタイムパスワードカードを使っているのも、理由は主にそこ。最小限の不便さを甘受することで、より大きなメリット(この場合はセキュリティの向上)が図れるのなら、その方がありがたい。ぶっちゃけ、悪いことをする人のために、自分の不便さが増すってのは、あまり気持ちの良い話ではないのだけど(セキュリティソフトとかスパムメールと構造は同じ)。
気になるのはワンタイムパスワードのカードがちょっと小さいこと。お年寄りは使いにくいんじゃないかな......と思ったけれど、そもそも使いにくいレベルの人ならば、オンラインバンキング自身を使っていないか。
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