ツイッター6年やってるけど、いちばん役に立ったのは、書類作成が苦手でいつもミスすると嘆いていたら「書類を作るときは数字と固有名詞だけよく確認する。それだけで重大なミスはなくなる」ということを教えてもらったことだよね。たぶん墓場まで持っていく知恵。
— ジロウ (@jiro6663) 2016年5月15日
@jiro6663 蜷川氏にインタビュー記事の確認をしようとした編集者さん、固有名詞だけ気をつけてくれればあとはいいからと言われたと、そんなエピソード見ました。
— みもころ (@mimokoro) 2016年5月15日
文章の性質や方向性にもよる所が大きいのだけど、これはなるほど感を覚えた指摘。文章を書きあげたりチェックをする際に、まずは固有名詞と数字を確認するというもの。この部分のミスがあると、ダイナミックな間違いのもとになってしまう。見方を変えれば、固有名詞や数字にミスが無ければ、大きなミスは防げる。
無論実際には注意事項はそれだけにとどまらない。いわゆる「てにをは」が違ってしまうと、まったく別の意味になってしまうこともある。形容詞などでも意味の思い違いをしたまま使っていると、赤っ恥を書くことも少なくない。
ただやはり、固有名詞や数字のミスと比べれば、発生率は低いし、起きた時のダメージも大よそ小さい。読み返す際に文法上で数字や固有名詞による違和感を覚えることは(その対象自身を知っていなければ)無いから、ざっと読み返した際に、あるいは書いている時にミスに気が付くこともあまりない。たとえば当方の名前を知らなかった人が当方の話を書く際に「不和雷蔵」と書いてしまっても、「あれ、変だな」と思うきっかけはあまり得られない。
まずは数字と固有名詞への注意を怠りないように。これは当方にとっても良いテクニックに違いない。
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