テンプレ三下悪役のセリフを造形するにあたっては
— m.tokuoka (@goodhuntstalker) 2016年5月21日
・NewPicksのコメント欄
・mixiニュースのコメント欄
・Yahooニュースのコメント欄
この3つがとても便利なんだけど、これらを創作として再生産するのってどうなのかなと思わなくもなくなくない
以前「実名でやりとりするようになれば罵詈雑言で下品な言葉は使われることなどなくなり、礼儀正しい会話がなされることだろう」的な話などありえない、実名の導入はお下品な会話を止める歯止めの一つでしかなく、多数が利用する昨今では実質的に数を減らすことにはならない的な話をしたけれど、それが事実であることは、Facebookやヤフーニュース・mixiニュースのコメント欄などを見れば一目瞭然。
特に驚いたのは、ある意味Facebook以上に本人との連動性が強いmixiニュースでも罵詈雑言が平気で使われていること。それ、自宅の玄関の前に貼っても大丈夫なレベルの言葉なのかな。恐らくは自宅内でビール飲みながらプロ野球を観戦している時の文句のスタイルで、そのまま語っているのだろうけど。
で、それら場で使われている言い回しは確かに、テレビや漫画、ドラマに登場する悪役サイドの三下(下の方にいる部下たち。チンピラとか)が使うものとして、非常に汎用性が高い。壊れたテープレコーダー......というと表現として古いか、ともあれ何度となく同じような表現が繰り返されたり、難しい言い回しが使えないのか、やたらと雑な言葉の使い方をしていたり、真剣に読むとその毒々しさに精神汚染を受けてしまいそうなんだけど。
見方を変えれば、そのような素材として考えれば、それらのコメントを読んでいるうちに、その「悪意の体現化」に飲み込まれて気分が悪くなるようなことも無くなるかもしれない。むしろ勉強になる、何かで使うかもしれない材料が転がっていると思えばよいのかな。
......データベース化して、自動三下セリフ生成ツールとかできそうだな、これ。
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