高校生に対するアルバイトに関する意識等調査結果について(厚労省) https://t.co/FVv34LxZZZ pic.twitter.com/wjs8fLwnHf
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月18日
大学生のアルバイト事情と比べると案外調査が見つかりにくい、高校生のアルバイト事情。相応に母数が揃い、しかも公的機関のものとなると、滅多に見出すことができないだけに、今件は非常にありがたい。
学年別のデータが無いのは残念だけど(受験を控えた高校3年生はアルバイト実施率が低いと考えられる)、今調査の限りでは高校生のアルバイト経験者は46.2%。未経験者は45.1%。未回答などが8.7%。大よそ半数がアルバイト経験者。
一番多い業種はスーパー、そしてコンビニ。チェーン系の飲食店、販売、飲食店などが続く。郵便局も結構多かったりする。労働条件の開示内容とか、トラブルのあるなしとか、バイトで勉強に支障が出たか否かなど、結構興味深い内容なのだけど、あまり一般報道で言及された気配はない。やはり高校生は新聞の読者としてのターゲットにはなりにくいので、情報の重要性は低いのかな、という気はする。
この類の調査は定点観測的に行い、その変化をたどれるようにすると、価値がグンと跳ね上がる。厚労省側も毎年......は難しくとも2年に一度位のペースで良いので、高校生と大学生のアルバイト事情について、極力同じ内容で調査をしてほしいものではある。
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