①以前定期購入していた株式投資系月刊誌ZAi。購入を始めた当時は色々と分かりやすい手ほどきとか初心者から上級者向けの記事を織り交ぜ、良い構成だったのですが、金融危機辺りから雰囲気がおかしなものになり、
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月8日
②商品先物とかFXの話がメインとなったり、社会道義的にどうなんだろう的なものが増えて来たので、惰性購入モード、そして購入打ち切りに。で、お掃除の中で大よそ処分する予定なのですが、一部は保存しておこうかということで。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月8日
③その対象号の一つがこの2010年7月、ツイッターが変える投資生活なる特集号。当時はまだ日本ではツイッターはそれほどメジャーではなかっただけに斬新な切り口だったのかもしれませんが......。 pic.twitter.com/GY7cRcX5LE
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月8日
自宅のダイナミック掃除を毎週週末に少しずつ続けていく中で、環境の変化から役立たずになったものとか、価値が無くなったものを積極的に捨てるように心がけている。「1年、あるいは3年未使用なものはもう使うことは無い」ってのはよく聞く話ではあるけれど、実際時間が経過すると価値が逆に出てくる骨董品的なもの以外は、そのような判断をしないといくら場所があっても足りないし、そもそもそれを持っていたこと自体を忘れてしまうこともあるぐらい。その方面の愛好家にはそれなりの価値があるかもしれないけれど、オークションにかけるのも面倒だし......ということで、書籍などを中心にゴリゴリとゴミ箱行き。
先日は株式投資系の専門紙ZAiを何年分かまとめて紐に縛る作業をした。廃棄処分をするのはもう少し後で、全部精査してからになるけれど、大よそ3年分ぐらいはまとめることができた。捨てずに残しておこうと思ったのは、この1冊のみ。かつて購入していたのが買わなくなった、そして残しておく必要も無くなったと判断したのは、大よそ上記にある通り。費用対効果で考えると、買う価値を見いだせなくなっちゃったんだよね。情報の質がごそっと変わった感じ。
④特集に出てくる人達の顔ぶれを今から見直してみると、この時すでに雑誌の香りが随分と奇妙な方向に進んでいたのだなと再確認。特に「スゴいジャーナリスト」との評価で以下略 pic.twitter.com/rezQoBLNcP
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月8日
⑤「絶対にフォローすべき100人リスト」。今では何人残っているのか、悪魔の実在を信じたくなるような、ゆがんだ微笑を浮かべながら思ったりもします。 pic.twitter.com/PtgzXfCUhe
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年5月8日
今回残すのを決めた2010年7月号も、たまたまツイッターの特集があったから。これはある意味、この当時の今雑誌の現状を体現化している点で、大いに参考になる。また、リストアップされている人達の現状を確認して色々と去来するものがあったりなど。当時からこんな感じだったんだなあ、と。
投資系の雑誌は、すでに市場環境がダイナミックに変わってしまっているので、それこそ伝記の類とか基礎的なもの以外は全部役に立たなくなっている。法令周りとかの本と同じで、この類の書籍は価値を見出し続けられる内容ってのは、非常に難しいよね。下手すると数年で、書かれている内容がすべてアウトってのもあるし、さ。
ある意味この方面で、一番役に立つ、残しておくべきなのは四季報なんだろうなあ、と。
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