マクドナルド月次。2016/05 全店売上プラス17.3%、既存店売上プラス21.3%・客数プラス7.0%・客単価プラス13.2% https://t.co/BqfYyJFCxF pic.twitter.com/DDFIZakqSs
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年6月7日
5月前半は、4月に引き続き「クラブハウスバーガー ビーフ」、「クラブハウスバーガー チキン」を期間限定で販売いたしました。マクドナルドのこだわりを詰め込んだこれらの商品は、お客様からも高い評価をいただきました。また、「マックフィズ シチリアレモン」「シャカシャカポテト クアトロチーズ」と一緒にお楽しみいただけるゴールデンセットも同時に発売しこちらもご好評いただきました。後半には「Burger Love」第3弾として、昨年大人気だった「ロコモコバーガー」を期間限定で販売し、大変ご好評いただいております。
中国産鶏肉問題から異物混入問題、そしてここ数年間の乱雑な戦略のつけが一気にフルスロットル利息付で回ってきたこともあわせ、スペシャル危機状態だったマクドナルド。最近は前年同月比の売上の限りでは、随分と持ち直しているように見える。1割2割のアップは当たり前、的な。グラフを見ても、もりもりとプラス圏に......だけど、その前の年がごりごりマイナス基調だったことを見れば分かる通り、多分に反動によるもの。
反動の要素をのぞける2年前同月比を計算すると、客単価以外は今なお厳しいですね。状況の悪化加速化は防げていますが。 pic.twitter.com/fiADZ2uXBq
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年6月7日
ということで前々年同月比。閉店店舗・新展開店舗に係わる誤差は生じるけれど、大よそ1年前の下落の反動を考慮せずに、純粋な形で2年前との業績比較ができる。この限りでは、客単価はほぼ通常レベルに戻せたものの、客数、そして売り上げは2年前の水準にまだ手が届かない。マイナス圏にあるってことは、2年前の同月と比べると落ち込んでいる、つまり異物混入問題などで落ち込んだ前の売上には戻していないってこと。
ただ、マイナス幅は確実に縮まっているので、下落感は大人しくなっている。本当の意味での復調は、この2年前同月比でプラスマイナスゼロぐらいになってから、なんだろうけど。鶏肉問題などが発生する前から落ち込んでいる動きを見る限りでは、一筋縄ではいきそうにない気もする。
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