自衛隊も警察官も消防士も、自分の命を失うラインを越えないよう厳命されますし、そのために訓練しています。ラインを越えた時に助けてくれる仲間と体制を整えています。
— 山と縄@R2 (@R2_rope) 2016年5月31日
まるでカミカゼか冒険でもしているような言い草はやめていただきたい。 https://t.co/csQKYtjd0T
改めて警察・消防・自衛官にの任務は「死ぬかもしれない事をする」では無いと主張したい。
— 山と縄@R2 (@R2_rope) 2016年5月31日
「素人だと死ぬかもしれない事を厳しい訓練を積んで、死なないようにする」事である。
原則は高所作業員や電気技師なんかも一緒。違うのは、管理できないor悪意のある危険にも対処しなきゃいけないこと
どのような行為にでも必ずリスクは存在する。それこそ街中を歩いていても突然狂気の人に刺される可能性はゼロでは無いし、交通事故に会うかもしれないし、スリに遭遇するかもしれないし、ビルの上の階からの小物の落下に巻き込まれることもある。突然足元の床石が崩れるかもしれない。
そのようなレベルのリスクでは無く、もっと高いレベルのリスクを背負う仕事をしている人は、世の中にたくさんいる。公的役割につく人に、その類のものは多い(見方を変えると、社会維持には欠かせないのだけど公的役割にしないと需給バランスが取れずに成り立ちにくく、社会が安定化しないのだろうな)。ただしそれらの人々も概して、「これはやってはいけない」「このラインを超えたら命をどぶに捨てたも同然」という線引きをしており、その線引きの内側での作業となる。勇敢、勇気と蛮勇とは別物。
指摘の通り、リスクが高い職業としてよく知られている、そして社会の維持に貢献している、だからこそ期待され、期待に応えることで大いなる評価を受けている自衛隊も警察官も消防士も皆、勇気を持って行動をしているが、蛮勇的な行為はしない。それが上手くいけばいいけれど、リスクが体現化した場合、より多くの損失が発生することを知っているから。それがプロというもの。プロであればあるほど、自分の行為には責任を持ち、引き際を理解する。何でも突進するような人は勇敢では無く蛮勇で、単なるアマチュア。
プロ中のプロである外務省に止められたのに、制止を振り切って罵声を浴びせて突っ込んでった『素人』ですよ、彼は。
— KGN (@KGN_works) 2016年5月31日
生きて帰ってきてるカメラマンやジャーナリストの人たちはやってないでしょ、それ。
消防も警察も殉職は絶対避けなければいけない。例えば5年目の消防職員なら教育費や給与などで1億近い公金が投入されてる。でも、消防車と違い1億出しても「5年の現場経験のある消防士」は買えない。貴重で希少で高価な公有財産なの。
— 山と縄@R2 (@R2_rope) 2016年5月31日
自衛隊が戦闘救護にやっきになっているのはこういう面もある。
蛮勇が推奨されず、極力線引きを明確化して、安全策を取り、人命第一に考えるのは、採算面の観点でも合理性がある。「人は城」ではないけれど、お金で買えないものを失うのは大きな損失に他ならない。
この辺りの考えを誤解して、さらに自らの行為は正義で崇高だからどのような制止行動がなされても強引にやらかしてしまうのは、単なる素人、山師、一発屋の所業でしかなく、色々な考慮をする上での優先順位は低くなる。
真面目に本当の意味でのプロの仕事をしている人に対し、無謀な素人の山師が「自分達はプロなので何かあっても助けてくれ」という話を振りかざし、保険的なものとして悪用している雰囲気があるんだね。いわば権威のただ乗りというか。
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