思いついたグッドアイデアがあるとして、それを大事にしすぎてモタモタしている人は、結局何もできずに終る。アイデアは生鮮食品だ。すぐに食べないと腐るし、一回満腹になってお腹が空いて食欲が湧くというサイクルを作れないと、次の新しいアイデアの芽は生えてこない。
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
これは思いっきり納得させられたのと同時に、その次に至るプロセスのことまでは頭に無かった、非常に納得させられたお話。ふとした思いつき、いわゆるフラッシュアイディアの類は大よそ即時に手をかけられるようなものでは無く、また見通しも立ちにくいため、「まあいいか」と記憶の奥底に放り込んでしまったり、覚え書き的にまとめておいて、後でチェックしよう的な状態になる......けれど、大体はそのままで手つかずになるし、後で再チェックしようという機会があっても、思いついた時の情熱やモチベーション、必要性などは大よそ消え失せていて、手掛けても意味がないとか、やらなくてもいいやってことになる。
「思い立ったらすぐ実行」との言葉がある。実際にはケースバイケースだけど、頭の中で想起された瞬間が、その事案を手掛けるモチベーションが最高の時ってのは結構あるパターン。衝動買いも似たようなものだし、積み箱をしてしまう趣味系の買い物も同じ。
そこまではすぐに理解できるし、良くある話ではあるのだけど、「満腹になってその後お腹がすき、食欲がわいて何かを食べたくなる」状態にならないと、新しいアイディアが出てきにくいって発想は無かった。さくっと思いついたものはさくっと手掛けて体現化し、充足感を得てこそ、さらなるアイディアが生み出されるエネルギーとなる。「実践目標は小刻みに」なんてのも、似たような発想なのかも。
思いついたグッドアイデアがあるとして、それを大事にしすぎてモタモタしている人は、結局何もできずに終る。アイデアは生鮮食品だ。すぐに食べないと腐るし、一回満腹になってお腹が空いて食欲が湧くというサイクルを作れないと、次の新しいアイデアの芽は生えてこない。
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
思いついたアイデアは、いいものから使うのが大事。いいアイデアほど腐りやすいし他の誰かも同じことを考えている可能性が高い。なにより、イマイチなアイデアを使って失敗して自信をなくすと、いいアイデアも生かせないマイナスのメンタリティに陥ることがある。
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
鉱脈は掘り過ぎると減って枯渇するが、アイデアの泉は逆だ。どんどんくみ上げて使っていくことで、ますます豊かに湧いてくる。
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
若いうちは、小さな成功に満足してしまわないことが大事。大きなステップアップ、ブレイクスルーの原動力は、なんといっても『渇望』なのだから。
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
いいアイデア、何かありますか?と訊かれて......
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
1)「いいアイデアは山ほど抱えてますよ、自分!」と答える人。
2)「なんかいいアイデアないですかねえ?」と逆に訊いてくる人。
3)「う~ん...そうだ、こんなのは?」と、その場で考えて出してくる人。
『結果』につなげられるのは、3番です。
(承前)1)の人は仮にアイデアマンだったとしても実行力がないから溜め込むだけ。2)の人はそもそもアイデアを考える気がないか、考え続ける粘りがない。3)は、アイデアを常に考えていて、思いつくとドンドン動かしている人。だから求められるとすぐに湧いてくる。実行力がある可能性も高い。
— 樹林伸(神の雫続編マリアージュ連載中) (@agitadashi) 2016年6月6日
アイディアは想起することは勿論大切ではあるけれど、それを体現化できるか否かも重要となる。考え、模索し、体現化するというサイクルを繰り返せるか。その循環が上手くいけば、拡大再生産的な流れにのることができる。いわゆるノリにノルという感じ。
語られてはいないけど、あえて加えるとすれば、周辺環境をがらりと変えた上で、生活のリズムのスイッチを切りかえるぐらいの状況で、お休みを取ることも重要かな。別世界的な環境下におかれることで、これまでには無い、新たな視点での発想が想起される。既存のアイディアもみずみずしさを増すようなプラスαを得られるかもしれない。当方の場合は、二か月近い入院生活で、それを体感したかな、という気はする。
コメントする