「不寛容社会」に関する世論調査(2016年5月) 単純集計結果 https://t.co/o4Hsxe2m91 二宮尊徳像は座った像にすべきだの意見に賛意が2割も。クロスデータが欲しいですね pic.twitter.com/chZhexC4Ol
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年6月17日
先日NHKの放送文化研究所から発表された、「不寛容社会」に関する世論調査のたんじゅ集計結果。まぁ、ざっと見の概要みたいなもの。「不寛容社会」ってのは要するに、他人の自分との違いをどれだけ容認できるかという話。昔と違って取得できる情報が増え、それは判断材料が増えたことを意味するので、多様化と合わせて寛容されにくい社会になっているという指摘はあるけれど。
この調査は経年調査ではなく、今回単発のもののようで、過去の動向との比較が出来ないのが残念だけど、結構興味深い動きが出ている。どうも精神的にストレスがたまりやすい状態だってのを多くの人が自認しているようだ。そして自分勝手な動きが多いとのことも。元々その考えってのは誰にも多かれ少なかれあるのだけど(無ければ「個」が存在しなくなる)、それが目立ちやすくなり、そして他人と衝突しやすいんだろうな。
驚いたのは二宮尊徳像の話。都市伝説的な「歩き読書の姿は歩きスマホを連想させるので良くない。座らせろ」という冗談紛いの話に関して、2割強の人が賛意を示している。2割もいたのか......的な。
今件発表はあくまでも全体値。クロスデータとして、年齢階層別とか地域別とか、都市規模別での回答状況を是非とも知りたい所なのだけど、公開されるか否かは不明。是非ともオープンにしてほしいものだ。
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