「カステラの法則」という言葉を教えてくれた編集者の友人がいた。カステラが好きだと言い続けていると、人からもらったりして自然と手に入る。自分の欲しいものや目指すことを口に出していれば、チャンスは向こうからやってくる、という意味だった。(『"ひとり出版社"という働き方』西山雅子編)
— 露地温 (@rojion) 2016年1月13日
「思考は現実化する」的な啓蒙系書籍にも似たような話は山ほど出てくるのだけど、自分の願望は積極的に文字に書き、口に出し、第三者にも公知すると、それが現実のものになりやすいという経験則っぽいお話。文字にして口にし言語化することで、もやもやした部分が明確化でき、その分自分自身の目標意識がすっきりするのに加え、自己暗示の効果も得られる。そして指摘の通り、第三者に伝えていると、それが記憶のフックとなり、何かあった時にそのフックに引っかかり、願望体現化の役に立つことになる。
この辺りの話は当方も前々から知っていたし、別の表現で記事にしたこともあるはずだけど、「カステラの法則」というのか。なるほど。
@rojion @bittersweet_423 [脱線]徒然草「目標は周囲に公言したほうがいい。ひとりで心中ひそかに秘めていると、いつまで経っても上達しない」
— 遠藤 Kon Endoh (@endoucom) 2016年1月13日
徒然草「目標は周囲に公言したほうがいい。ひとりで心中ひそかに秘めていると、いつまで経っても上達しない」
— 遠藤 Kon Endoh (@endoucom) 2016年1月16日
これ、50rt&50favいただいので一応注記しておくと、『59秒』によれば、小刻みの目標設定の積み重ねが大事だそうです。いきなり大目標だけ掲げると進研ゼミ状態になる模様。
願望ではなく目標との観点でも似たようなもの。これはダイエットや禁煙周りの話ではよく聞く話。周囲に宣言しておくと、何かあった時にツッコミが入り、目標達成にじゃまとなる要素を取り除いてくれたりする。「お前、先日禁煙宣言したじゃないか」「ダイエットしてるんでしょ、ケーキ1ホールは無謀よ」ってところ。
大体の人が「何か欲しいもの」言われたら「お金」答えるだろうが
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2016年6月17日
その金を手にして何をしたいのか
たぶんそっちが本当の願いだと思う
生活の心配いっさいなしに
好きなまんがを思い切り描きたい
まぁ、指摘の通りで、大抵はお金と答える。なぜならお金で大抵のものを手に入れることができるし、随分と融通が利くから。その場で最終目的のものをすぐに取得せずに、試行錯誤も可能になる。多数の物も同時に手に入る。
ただやっぱり、お金があったら手にしたいものってのが、本当の意味での願いってのも、間違ってはいないのだろうなあ。
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