Facebookでレシピ動画が流行ってるのは「時短・受け身・邪道」がカギ。
— アプリマーケティング研究所 (@appmarkelabo) 2016年6月20日
C CHANNELの「早送りレシピ動画」が流行っても、クックパッドがなくならない理由を主婦が語る。https://t.co/PhwagORoOK pic.twitter.com/nuXpSXDxvS
昨今動画がコミュニケーションツールとして今まで以上に注目を集めているのは、もちろんスマホで撮影・再生が容易になったからってのもあるのだけど、同時に文字・映像・音声の多様メディアによる過密な情報を短時間で取得できるから。要は濃厚なつまみ食いが可能だからに他ならない。でも高密度なため、需要はますます短いものとなる。
かつてYouTubeなどで話題に登っていたレシピ系動画は10分以上のがざらにあったけど、今ではFacebookなどで見かける、数分、数十秒のにも多分な需要がある。実質的には1分強ぐらいしかないキユーピー3分クッキングがドストライク的な。
で、そのような動画が求められているのは需要として「すぐ出来て 調べず分かって モドキがイイ」があったからというもの。元々「早送りレシピ動画」といった短い動画によるレシピを求める層はウィンドウショッピングみたいなもの。なんとなーく情報を見渡していて動画を見つけて、ああこれいいなという感じ。他方、今でもそれなりに需要がある中長期的なレシピ動画や本格的なレシピは、最初から「こういうものをつくりたい」という、献立を決めた上での買い物的なもの。つまりは受動(短時間)と能動(長時間)の違い。
そういや米国の調査会社PewResearchCenterが昨月だかに発表した、スマホ経由などによるニュース取得に関する調査結果でも、スマホで短いニュースを取得できるようになっても、長いニュースの需要は減っていないとの話もあった。要は、安近短的な需要が新たに掘り起こされたということらしい。短時間のレシピ動画の需要もそれに近いのかも。
要するにtwitterで読むニュースみたいなものだからなあ。。
— かわい (@yrik) 2016年6月20日
カジュアルに接することが出来る情報と詳細な情報とって別軸の価値ありますからね。
— かわい (@yrik) 2016年6月20日
ツイッターで読むニュース。まさに言い得て妙。他に、つり革広告とか、電車内のデジタルサイネージとかも似たような感じ。非常に面白い発想には違いない。
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