来年の元旦は1秒多い「うるう秒」

| コメント(0)
平成29年(2017年)1月1日(日)に1年6ヶ月ぶりとなる「うるう秒」の調整が行われます。日本の標準時の維持・通報を実施している国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)は、日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する予定です。


【今回のうるう秒の調整】
平成29年(2017年)1月1日(日)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入します。


うるう年とかうるう秒ってのは本当に時間が延び縮みする訳では無く、人が使っている時計と実際の時間の間のずれを微調整するためのもの。とはいえ、本来スケジュールには無いイレギュラーな時間の刻みを加えるのだから、それなりの対策を講じておかないと混乱が生じかねないので、このように事前公知をしている次第。

うるう年は4年に一回でよく知られているけれど、うるう秒って確かちょいと前にあったよな......ということでリリースを見返してみると、2015年7月1日にあったのが確認できる。その前は2012年の7月1日。最近は2年から3年ごとなのかな。

昔は1秒ぐらいずれてもさほど気にならない、あまり影響は生じなかったのだろうけど、今ではデジタル化が進み、秒単位のずれも大きなトラブルのもとになる。今件報道で頭を抱えているシステム系の人もいるとの話。今後もうるう秒は生じ得るのだから、その辺りもあらかじめ盛り込んでおく必要があるのだろうなあ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年7月 9日 06:45に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「水を飲め クーラーつけて 外出るな」です。

次の記事は「「東日本大震災以前には熱中症は無かった」との話を耳にして」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30