男性の喫煙率がはじめて3割を切った件

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日本たばこ産業(JT)が28日発表した平成28年の「全国たばこ喫煙者率調査」で、20歳以上の成人男性の喫煙者率が対前年比1・3ポイント%減の29・7%で、昭和40年の調査開始から初めて30%を割り込んだ。JTによると、高齢化の進展や健康意識の高まりや喫煙できる場所が減るといった規制の強化に加え、4月に一部銘柄で値上げしたことも響いたとしている。

JTの年一ペースでの喫煙率調査は毎年7月末に発表されるから、今日付けだろうなあと思っていたら昨日発表されてて大慌てな当職。で、結果としては前年比で男性がマイナス、女性がプラス。全体ではマイナス。じわりと減少継続中。

喫煙者数も減退しているけれど、それは人口そのものが減っていれば減少しうる。今件は喫煙率なので、人口の増減とは関係が無い。純粋に、若年層の喫煙離れとか、健康志向の高まりとか、価格の上昇などが原因。


本家サイトで更新予定の長期的な喫煙率動向からデータを抽出して、男性全体の動きを確認。調査開始時の1965年当時では8割以上の男性がたばこを吸っていたというのは、改めて見ると驚きでしかない(もちろん子供は別)。

そして今年2016年では初めて3割を切った形になる。今後医学的な発見があり、たばこを吸うと健康増進につながる的な話が展開されれば別だけど、恐らくは今後も喫煙率は漸減していくことになる。そう遠くないうちに2割切れなんてこともあるかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月29日 07:19に書いた記事です。

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