「ポケモンGO」は発見したら振動で教えてくれるのだけど歩きスマホやら飛び出しが増える次第

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ポケモンGOの配信が始まって初めての週末となった23日、東京・秋葉原で、歩きながらスマートフォンを操作するいわゆる"歩きスマホ"の割合を調査したところ、1年前に比べ、3倍以上に急増したことが、筑波大学の研究グループの調査で分かりました。


調査は、秋葉原駅のホームと、駅舎の外、駅前の横断歩道の3か所で行われ、1年前の去年7月12日に同じ場所で行った調査結果と比較しました。その結果、すべての歩行者に占める歩きスマホの割合は、3か所いずれも増えていて、中でも駅舎の外は、7.3%だった去年7月に比べ3倍以上の24.1%に急増したことが分かりました。


今調査は実のところちょっとした問題があって、厳密なA/Bテストにはなっていないのだよね。去年の7月の12日(日)と今年の7月23日(土)とでは曜日が違うので利用客の状況が異なるし、実質的に夏休みに入っている7月23日とまだ一学期中の日曜日の7月12日とでは、やはり往来者の構成比率は多分に違ってくる。だから参考値以上のものにはならない。少なくともヤフー個人や本家サイトのネタには出来ない。

で、それはそれとして。歩きスマホや飛び出しが増えるリスクがあるってのは否定のしようがない。ゲームの仕様的に発見したら振動機能で教えてくれるし、見つかったポケモンは動かないので走って近づく必要もない。論理的には歩きスマホをする必要はないし、飛び出す必然性も無いのだけど、ゲームだとついついじっと見つめ続けて一刻も早く確認したくなるし、見つけたらすぐにでも対応しようとわき目もふらず周囲の動向も気に留めずダッシュしてしまう。

子供は特にそう。以前、見つめていて状況が変わるわけではないのに、電子レンジで調理をする時、ついフタ越しに料理をじっと見つめてしまうとか、そんな感じ。


これは統計を取ったわけでは無い(取れるはずもない)からケースバイケースとしかいいようがないし、実体験の限りではむしろシニア層に多い気はするのだけど、歩行者優先を勘違いしたのか、悪用しているのか、飛び出したり車道を横断しても、自動車側が止まってくれる「はず」だし、万が一何があっても自分達は悪くないとする認識がある人がいるってのは否定できない。

まぁ、気持ちはわかるのだけどね。通院で予約をしてあってもついつい早めに来てしまうとか、自分もよくやるし。

なのでしばらくは関連界隈は一層の注意が必要かなあ、と。明らかに連動する事故・事件が起きるのも時間の問題ではあるし。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月25日 07:07に書いた記事です。

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