熱中症による死亡者の発生場所の動向をグラフ化してみる(人口動態調査版)(2015年)(最新) https://t.co/mvO3bcelrj pic.twitter.com/stRvF4muSZ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年7月5日
先日ツイッターのタイムライン上で「高齢者が熱中症で救急搬送される場合、家の中で発見されることがムッチャ多い」という内容のツイートを見かけた。残念ながらそのツイート自身は見失ってしまったけれど、このデータって確か以前に精査したはずだよな......ということで自分の過去記事を掘り起こして2つほど見つけた次第。
結局高齢者の熱中症が室内で多いってのは、元々出歩く機会が少ない、自室にこもっていることが多いのに加え、同じ室内にいても現役世代と比べて適切なエアコンの利用が少ないから。
で、エアコンの利用が適切でない場合が多い理由についても、以前に何度かここや本家サイトで言及してる通り、節電意識、エアコンの操作を間違えた・忘れた・できない、体の感覚が衰えてしまって「暑い」を認識できない(体そのものは暑くてしかたないけど、意識として暑いと受け止められない)などがある。
熱中症による救急搬送者の内情をグラフ化してみる(2016年)(最新) https://t.co/HRnm74XhmC pic.twitter.com/33zPYENLKs
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年7月5日
グラフとしてはこちらの方が分かりやすいかな。男性現役世代は作業中が、女性は買い物先などでの発症が多いけど、引退世代になると自宅での発症がグンと増える。普段の行動様式とか、熱中症がどのような場面で発症しうるかを考えれば、なるほど理解はできる話ではあるのだけどね。
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