薬の時間を教えてくれるおくすり箱「スマイルメディくん」

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タカラトミーグループと、シニア向けのコミュニケーショントイを販売するデジレクトが、あらかじめ設定した時間になると服薬時刻を教えてくれる薬箱「スマイルメディくん」を共同開発。クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて、先行予約を開始した。


同サイトでの価格は7月5日現在で5,000円(税込)からで、発送は12月中の予定。なお、12月中旬から予定される一般販売での価格は、6,264円(同)。


出先でよく足を運ぶ100均ショップとか、通院の際に利用するお薬屋さんでも、お薬を一定期間ごとに飲むための専用ケースは山ほど存在する。100均のはおもちゃの飾りとかブローチ入れを兼ねているのもあるけれど、薬局のはちゃんとナンバリングがされていたり、さらには壁掛け型のカレンダーとポケットが一体化していたりする。以前似たようなものを紹介した記憶もある。

つまりそれほど定期的にお薬を飲む必要があるのだけど、つい忘れてしまうっていう人が増えている、まぁ大よそ高齢者のお薬服用者が増えているってこと。時計と薬箱を連動するといいかなあとは思っていたけれど、それを体現化した今件「スマイルメディくん」は、してやられた感。


YouTubeの公式アカウントを確認すると、この「スマイルメディくん」にはお薬の時間を教えてくれるだけでなく、色々なコミュニケーション機能もあるらしい......えーと、それはあまり要らないと思うのだけど(汗)。あと、一日分しかお薬が入らないってのも問題かな。

個人的にはすでに多くの人が使っている、家猫用の自動エサやり機(タイマーで一定時間ごとに一定量のエサが出る)と同じような仕組みで、それに時計や音声出力装置を組み合わせれば良いと思う。エサの部分を機関銃の弾倉のような形にして、さらにローテーションが組めるようにするとか。ウェブサービスBufferみたいな概念。

まぁ、需要は大きいから、今後も色々なアイテムが登場するんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月 8日 06:51に書いた記事です。

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