ゆがんでるなと思うこと。食料品はじめ日用品を大量にコンビニで買い込むひと(パッと見、それほど裕福そうにも見えない老夫婦だったりする)をたまに見かける。近くに安く買えるスーパーがあるのに。その経済感覚理解不能。
— ECD (@ecdecdecd) 2016年7月6日
近所の老人会で話を聞いていた時、「日常の買い物に悩みたくないし安心できるものがまとまってあるのであればそっちの方がいい」という話が出てきた。スーパーは広すぎるしいろんなものがありすぎて結局あれもこれもかって無駄遣いをするからコンビニ程度にコンパクトで良いと(でも結果無駄遣いはする
— ステカセキング靴底 (@komtarr) 2016年7月7日
先日本家サイトで【コンビニ来訪客の世代分布をグラフ化してみる】を掲載し、コンビニ利用客の急速な高齢化が進んでいるとか、先日のURとコンビニ大手三社との提携話が出るなど、コンビニと高齢者の関係について色々と話が出てきて、何かもやっとした、まとまりがたいけれど、なんかつながりが......というものが頭の中に渦巻いていたのだけど。それをすっきりさせるヒントになりそうな話があったので、覚え書きとして。
当方の行動領域内にある食料系の100均ショップとかコンビニとか、小規模のスーパーでも似たような傾向はある。カゴに山ほど食料品を詰め込んだ高齢者はしばしばどころか、毎回のように見かける。配送サービスの需要が高まるのも当然だな、と。「ゆがんでいる」ように見えるかもしれないけれど、高齢者にとっては時間や手間や労力の消費のハードルが高いので、それなりに良いものであればあまり選ぶ手間がかからない方がベターであると。ネット通販なら「検索結果、該当するものは150件です」とするよりも「検索条件にあうおすすめ商品はこちら」とした方が、面倒が無くて良いという感じ。
店員の顔が見えて品ぞろえが少なくても必要なものがそろってるってのは、昔の商店街の雑貨屋みたいなものだけど、そっちの方が安心感があって手軽という話なのかもしれない
— ステカセキング靴底 (@komtarr) 2016年7月7日
あと、スーパーにしてもショッピングモールにしても入口から目当ての物を買うまでが遠すぎるという不満はよく聞いた。逆にそれが楽しいというのは若い世代の方だった。見てる視点はまるで違うのかもしれない。
— ステカセキング靴底 (@komtarr) 2016年7月7日
過密出店と見えるエリアも、老人の行動半径とリンクしてるのであれば多少納得できる部分もある
— ステカセキング靴底 (@komtarr) 2016年7月7日
@GW_ERI 朝方コンビニの店員とだべってるじいさんばあさん多いですしね。多分商店街でコミュニケーションとるのとあまり変わりはないのかもしれませんし、スーパーではなくコンビニってのは結局は人とのつながりがほしいということの表れなのかもしれません
— ステカセキング靴底 (@komtarr) 2016年7月7日
@wms 一番品ぞろえが老人寄りのセブンイレブンが業界トップだってのがなるほど感ありますね。老人と若者の間をとろうとしてアニメ系の一番くじの横に野菜が置いてあるような店が出来上がるわけで、なんていうか、ミュータントっぽい店だよなあといつも思います
— ステカセキング靴底 (@komtarr) 2016年7月7日
無論この発想、購入性向がすべて、大多数であるとの確証は統計上のものとしては存在しないのだけど、多分にコンビニの実動向とか色々な統計、調査結果と合わせて考えると、色々と納得ができところがある。これは以前にも語った感はあるけど、行動そのものに難儀するようになると、少々選択の幅が狭くても、値段が高めでも、簡単に選べてまとめて一か所で買えるのなら、その方を選ぶのだね。時間、距離、選択の手間、お金。それぞれの要素のウェイトが、歳を経ると大きく変化してしまうわけだ。
この辺りの実情を鑑みるに、昔の雑貨屋の立ち位置にコンビニは成りつつある、と。先日のURとの提携とか、震災後に活発化した、トラックによる移動型コンビニは、実は高齢者にとっては塩梅が良いってことになるのだろうな。それほど大きく無いし。
コメントする