冷えピタ、熱を下げる効果はなくてまぁ、気持ちいいくらいが効能ですって周知されてたらいいかなと思うんだけど、実際には使ったけど熱が下がらなくて、不安な保護者が心配で救急外来受診するのがパターンなので、冷えピタには解熱作用はない、この周知が必要そう
— タビトラ (@tabitora1013) 2016年7月10日
当方もあの気持ち良さのとりこになって、何度となく使っている冷えピタとかその類の、ジェル系の層がついた、肌に貼りつけるタイプの冷却シート。あれ、実のところ熱を下げる効果はないのだよという話を聞き、なんだってーと脳内MMRモードさく裂。まぁ、ドラえもんのひみつどうぐ的なものと認識してしまっているけれど、確かに解熱効果があるとは書かれていない。冷えピタの説明書を見ても
とあるだけで冷却効果はあっても解熱効果は無い。微妙に違うけど。要は気化熱の仕組みを使った「冷たいシート」であって、体の熱そのものを下げる医療的効用は無い。まあ、同時に解熱剤を使うとか、体を安静にして免疫効果を高めたりすれば、それなりに効果は出てくるのだろうけど。
冷えピタだとま~ったく冷えないと思って良いです。
— KGN (@KGN_works) 2016年7月10日
おでこに貼るのも冷却効果ありません。
保冷剤や氷のうなどを使って、首や腋の下を冷やしましょう。
(画像は使い回し) pic.twitter.com/vNQXD8kAFx
冷えピタは「気持ちいいから貼ってる」だけであって、冷却効果を期待するものではない、てのはけっこう重要なんだけどね。
— KGN (@KGN_works) 2016年7月10日
あと、あれ1時間くらいでぬるくなって逆に気持ち悪かったりするから、意味ないよ。子供に何かしてやったつもりになれるんで、別に止めはしないけど。
そうそう、「おでこに冷えピタ、厚着させてしっかり保温」状態の子供を熱が出た!と救急に連れてくる大人が結構いるんですが、
— KGN (@KGN_works) 2016年7月10日
・それだけ着せて保温してたら、下がる熱も下がらない
なので、冷えピタはまあとにかくとして、厚着させるのやめましょう。
熱中症の応急手当。熱中症による搬送者数は1週間で2847人(2016年6月27日-7月3日)(最新) https://t.co/ZkM1C9XL6I から pic.twitter.com/jZ4vcV2mel
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年7月10日
そういや熱中症の対策イラストでも去年と比較すると、実は今年の分では「首の周り」が追加されていた。脇の下や首を冷やすと超気持ち良くなるよってのは良く聞く話だけど、知識として覚えておくと良いのには違いなく。
それと指摘の通り、あとは経験則にもよるのだけど、ジェル系のシートって結構短時間でぬるくなってじめじめしてしまう。面積の大きなものをずっと貼っていると、この時期では皮膚がかぶれてしまうかもしれない(先日、ダイレクトに体験してえらいことになった)。よかれと思ってやっていることが実はダイナミック逆効果だったりすると余計にショックではあるのだけど。くれぐれも注意したいものだ。
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