冷えピタは 熱下げ効果は ありません

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当方もあの気持ち良さのとりこになって、何度となく使っている冷えピタとかその類の、ジェル系の層がついた、肌に貼りつけるタイプの冷却シート。あれ、実のところ熱を下げる効果はないのだよという話を聞き、なんだってーと脳内MMRモードさく裂。まぁ、ドラえもんのひみつどうぐ的なものと認識してしまっているけれど、確かに解熱効果があるとは書かれていない。冷えピタの説明書を見ても

高含水性基剤PAC-55を使用した含水率85%のシートです。シートにたっぷりと含まれる水分が熱を取り込みながら蒸発するので、高い冷却効果が約8時間持続します。

とあるだけで冷却効果はあっても解熱効果は無い。微妙に違うけど。要は気化熱の仕組みを使った「冷たいシート」であって、体の熱そのものを下げる医療的効用は無い。まあ、同時に解熱剤を使うとか、体を安静にして免疫効果を高めたりすれば、それなりに効果は出てくるのだろうけど。


そういや熱中症の対策イラストでも去年と比較すると、実は今年の分では「首の周り」が追加されていた。脇の下や首を冷やすと超気持ち良くなるよってのは良く聞く話だけど、知識として覚えておくと良いのには違いなく。

それと指摘の通り、あとは経験則にもよるのだけど、ジェル系のシートって結構短時間でぬるくなってじめじめしてしまう。面積の大きなものをずっと貼っていると、この時期では皮膚がかぶれてしまうかもしれない(先日、ダイレクトに体験してえらいことになった)。よかれと思ってやっていることが実はダイナミック逆効果だったりすると余計にショックではあるのだけど。くれぐれも注意したいものだ。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月11日 06:45に書いた記事です。

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