歴史上、「毒殺された」とされる人物の中に、アレルギーで死んだ人がある程度の数含まれているのでは。アレルギーという概念のない時代、何かを食べた直後にアナフィラキシーの発作で呼吸困難起こして苦しみながら死んだら、まず毒殺を疑うはず
— 花澤パクチー (@sho_kotsu) 2016年7月9日
これは以前から当方も頭にあった疑問で、けれどそこから先につなげるまでには至らず、今回の指摘でなるほど、そのようなケースも十分にありえるよなと判断した次第。現在では命を奪われかねない、さらにはそれが体現化してしまう事例でも、原因はアレルギーによるものと判断されるけど、昔はそこまで研究が進んでいないから、何かを口にしたあと、突然奇妙な反応を示して突然倒れるとか、亡くなった、でも原因は分からないってのはあったはず。
仮にタイムマシンが開発されて、過去の毒殺事例を再検証してみたら、アレルギーによるものだったというのも、それは確かにあるはずだ。
もっとも、何らかの食材によるアレルギーの場合、毒殺事例と疑われるのにはそれなりの人生経験を踏んだ人物でなければならない。その場合、それまでその食材を口にしてなかったのかとの疑問が生じることになる。旅先で初めて食した料理とか、招待先で珍品を出されて口にしたら......ってのはありえるだろうけど。
@sho_kotsu アレルギーで死んだにも関わらず毒殺とされたことから、無実の重要な人物が暗殺の罪で殺され、それによって歴史が動いた可能性はあるかもしれない。その辺りの資料を全て洗いなおしてみたら面白そうなのでどこかの研究者の人にやってほしい(他力本願
— 花澤パクチー (@sho_kotsu) 2016年7月9日
@sho_kotsu |駐車場|・д・`)。o(急性白血病で急逝したハンガリー・ボヘミア王ラディスラウスの例もある(当時ラディスラウスを保護していたフランス王が毒殺したと長いこと信じられていた)ので急病死からの暗殺説浮上もカウントして誰かに統計とってほしい感あります)
— Rex_RicardvsIII (@RexRicardvsIII) 2016年7月10日
さらに見方を変えると、毒殺で亡くなったとされた際に、それがアレルギーによるものだった場合、その罪を被った人が実は無罪だったとの可能性も出てくることになる。遥か過去の事案を死体解剖して云々ってのはできるはずもなく、結局は推測の域を出ないのだけど。現在の科学で判明したことをベースに、歴史上のあれこれに関して当時の常識で判断され生じた事案の真相を探ってみるってのは、面白い話には違いない。
コメントする