未成年者の投票率が低いと一部界隈で騒がれていますが

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先日【18-19歳で45.45%...参議院議員選挙の未成年者投票率速報開示】でも触れたように、日曜の参議院議員選挙における投票率で、超速報的な形で未成年者の推定投票率が出たことにより、色々な方面からさまざまな感想が挙がっている。その中で、全部ではないのだけど一部の界隈からは低いという、なじりにも近い意見があることを確認した。

個人的にはまだ全年齢階層別のデータが出ていないのだし、全体平均は高い投票率の高齢者も含めた値だし、19歳がやや低めなのは住民票絡みのこともあるので仕方がないし、むしろ大健闘したような感はある。


前回の参議院議員選挙の年齢階層別投票率を見ても、18-19歳の45.45%ってのは、30代後半のそれに近しい値。なかなか頑張っているよね。


といったネタ話はともかく(10代の投票は今回がはじめてなのだから史上最高になるのは当然)。中長期的に見ても若年層の投票行動......というか公的要素のある義務ではないものへの参加行動意欲ってのは減退する傾向にある。単に年齢階層別なのか、世代によるものなのかは要検証だけど。

選挙に限らず似たような動きがあるので、政治そのものが自分らの方に向こうとしていないのであきらめを覚えているのか、ある程度生活に満足感を覚えているので政治や自主的な意思表現活動へのモチベーションが下がっているのかもしれない。ただ、自分自身がここにあるって感じの自己主張意欲は相変わらず強いようなんだよね。

この辺りの分析は、リソースがあれば手掛けてみたいものではある。

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このページは、不破雷蔵が2016年7月13日 06:50に書いた記事です。

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