丑の日を ひと文字変えて 牛の日に もりもり牛肉 食べればいいよね
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年7月22日
タイトルだけで終わってしまう記事の主旨。今年は7月30日が土用の丑の日ってことで、来週はラストスパート的に猫も杓子もうなぎうなぎと騒ぎ出すとは思うのだけど、当方は元々うなぎは食べられないし、資源としてのうなぎが非常に危うい状態になっていて、無駄ともいえるうなぎの浪費は自分の首を絞めるだけだし、そもそも土用の丑の日云々ってのは江戸時代の「この時期のうなぎって脂があまりのってないし美味しくないので売れないからどうにかしてほしい」的なアプローチに応えて作られたキャッチコピーだから、うなぎを絶滅の危機に追いやってまで食べるこたぁないよね、的な。
ってことで、うなぎを食べるぐらいなら「丑の日」を「牛の日」にしてしまい、牛肉もりもり食べてスタミナつけた方が、よほど体にも良いのではないかなというのが実感するところ。
インタビューなどの報道を見る限り、どうも中堅層以降の「昔はうなぎをなかなか食べられなかった層」による、憧れが現実に食せるようになったとの満足感を求める動きが、多分にスーパーやコンビニでのうなぎラッシュを後押ししている感はある。季節的には旬ではないし、美味しいから云々っていうよりは、美味しいと皆が言ってるからって感は強い。
いっそのことフグ料理のように、うなぎ料理も許認可制にしたり、数年間暫定的に取扱商品の総数の数十パーセント以上がうなぎ関連で無い限り、うなぎ販売を禁じる的な措置をとってもいい気はするけれどね。例えば吉野家だってBSE問題で数年牛肉を扱えなかったけど、代替商品をわらわら登場させたし、それで牛丼文化が滅んだわけでは無かったし。
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