というわけで本日は通院から直帰のため、ちょっとした庫出し。任天堂の据置型ゲーム機、スーパーファミコン用のゲーム提供システム「ニンテンドーパワー」の公式ガイドブック。ゼロ号ってのからも分かる通り、展開当初に配布されたもの。 pic.twitter.com/tof69wbRD4
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年7月28日
先日は通院のためその後直帰だったので、ちょいと撮影し損ねていた素材をいくつかチェックしながら写真に撮った。その一つがこの「ニンテンドーパワー」の公式ガイドブック。本体は以前紹介したと思うけど、任天堂の据置型家庭用ゲーム機スーパーファミコン用の、ソフト提供のスタイルの一つである「ニンテンドーパワー」の説明書。ゼロ号ってことからも分かる通り、本サービス開始の際に無料配布された......んだっけ? 有料だったかな。ともあれ、そんな感じ。
ちなみに「ニンテンドーパワー」ってのはまだインターネットが普及しておらず、ソフトをカートリッジスタイルでは無くデータとして提供するための一手法として模索されたもの。コンビニに専用端末を置いて、ゲームそのものを保管するためのメディアカートリッジを販売。専用端末にカートリッジを差し込んでお金を入れて、好きなゲームを選んで書き込むという仕組み。今ではインターネットでダウンロードして、自分のゲーム機にそのまま保存ができるのだけど、当時はそのような仕組みが使えるはずも無く。
中身はシステムの説明や、配信されていたソフトの一覧と簡単な説明書。今ではネットが肩代わりしてますが、当時はコンビニに専用端末が置かれ、そこにカートリッジを持って行って書き込んだのです。 pic.twitter.com/ekm0fijx9y
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年7月28日
で、カートリッジにゲームをダウンロードすることはできるけど、説明書まで提供は出来ない。ってことで、この公式ガイドブックみたいに別口で説明書を提供していた次第。実働してからはレジでそれぞれのゲームの説明書を提供してたのかな、それとも冊子で複数のをまとめていたのかな。ちょいと記憶が曖昧。
ともあれ、色々と業界側も試行錯誤をしていたことに変わりは無い。
......って公式ガイドブックをよく読みなおしてたら、中から当時注文していた注文用紙やレシートが出てきた。これはこれで歴史的価値があるかも。保存しておこう。
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