↑ まんがタイムきらら2016年9月号
表紙は「スロウスタート」。非常に微妙な設定の中での主人公ってことで、立ち上がりは実のところドキドキものだったのだけど、書き手の話の進ませ方の上手さや登場人物の心地よさで、意外に化けた感はある。ある意味、実情を語れるようになった時が卒業なんだろうな、と。しかしこの服装、よく見ると色々と微妙(良い意味)。
■スロウスタート......巻頭カラー。水着だけどなぜか部屋の中。その理由はモノクロページに入ってから判明。まあ、仕方がない。「差分」はちゃんとしたものが欲しい(何がだ)。
■ゆゆ式......何か違和感があると思ったら、学校ではなく外回りのシーン。いつもより表情が豊かで、キャラの動きも活き活きとしてる。ベースとなる描き技術の上手さが改めて。
■箱入りドロップス......まだ告白してなかったのか、というのが正直なところ。実際、話の流れですほすぽ抜けていて、行間は読者で埋めてね的な進展が多いので、こんなことは結構あったり。それと、殴るのはほどほどにしよう。
■三者三葉......ある意味歩く地雷原的な人がカラーで登場。色々な意味でかき回してくれます。巻末のトークがなんだか変だぞ、これ。
■ふたりでひとりぐらし、......ボート別荘編本編。アメリカ映画で話題沸騰のアレも出てきます。しかし別荘でVRやってラッキースケベポイントを獲得とは何とも。
■〆切ごはん......前回気になった作風の変化云々はさておき、同人誌即売会。物凄い問題提起の内容で色々と考えさせられる。「こんなこと実際にあるわけないじゃん」と思う人もいるかもしれないけれど、実話が山ほど出ている以上、ねえ。ただ実際、こんな話がなされたら、当人じゃなくて隣のブースの人が飛び出して以下略状態になりそうな。「思わせたい」ではなく、「それはダメです」が原則。「めっ」ではなく「滅っ」ですな((C)箱入りドロップス)。
「あっこちっち」「ウロ」「PINAちゃん」はお休み。次号で連続ゲストとして「おとめサキュバス」(ぬっく先生)、「ペトラボ」(なまる先生)が登場予定。詳細は不明。
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