「同人誌の売り方裏ワザ集」なる情報ビジネスがあるらしい

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中身がスカスカ、コピペだらけの情報商材を高値で売ったり、当たり前のことをさぞ裏技的な形で語る有料講演のような、いわゆる情報啓蒙系ビジネスは、基本的にテンプレートが用意してあって、そのテンプレートに話題のネタをがつがつと載せていくにすぎなかったりする。高額契約にリンケージさせる、アフィリエイト系のサイトも似たようなもの。

で、最近こんな類の話が出て来たという。まぁ夏コミがあと半月もないものだから、色々と注目されやすいネタではあるし、ツイッターでは創作系のアカウントも多く、情報の伝播のハードルもゆるやかだから、カモが多いと認識されているかもしれない。

ただこの類の商材って、よほどレアなケースで無い限り、該当するジャンルの専門家や実績者が手掛けることは無く、ちょっと聞きかじったり、あちこちからそれっぽい情報を集めてまとめ上げた的なものだったりする。指摘されている概要を見ても、ああこれは世間一般的に言われていることを悪質系まとめサイト的にまとめただけの、情報としてはペラ一枚よりも薄いものだなあというのは理解が出来る。

この類の話は、ネットで情報を周知させて網を張っているわけだから、見方を変えればネット上で精査することで容易に足取りは追える。今件も該当キーワードで検索すると、スットコ系の情報商材&有料講座の1形態で、他にも多種多様なものがあるのがすぐにわかる。パターンとしては誘導アカウントからそれっぽい人をフォローしてアプローチ、商材のサイトに誘導。

まぁ具体的には「同人誌の売り方裏ワザ集」で検索すると、現時点のアカウント以外に凍結されたアカウントや、根拠地となるサイトが山ほど出てくる。そこを手掛かりに色々とフォロワーやら関連性を調べると、芋づる式に出てきそうな感。もっとも、それをやって費用対効果でメリットがあるかというと、あるようには思えないので、方法論だけ覚え書きをしておくということで。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年8月 4日 07:15に書いた記事です。

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