.@trend_read さんの「知人の子供がDSのゲーム違法ダウンロードソフトを自慢していたので「犯罪じゃん」と茶化す⇒相手の親にガチギレされる⇒言..」をお気に入りにしました。 https://t.co/8eiARqzGYL
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年8月17日
あるとき、知人たちが子供連れで集まった ひとりの子供が「うちの父さん、DSソフトタダで手に入れられる!」と自慢げに話した 他の子供達も「俺も改造のやつ持ってる~」と騒いだ それを見たぼくは内心複雑な気持ちで「おっ、違法ww」と茶化した するとその子の親に叱責された
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
知人は「医者は何でもかんでも買えるかもしれねぇけどさ、俺たちは金ないから、DSのソフトなんか子供に買えねぇから!無料で手に入るなら普通にそうするだろ、正義きどってんじゃねぇよ!」と怒気混じりだった。周りの奴らも「まあ金があるやつが買えばいいよね」「市原は買えば?」という口調だった
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
これに対するいろいろな意見をネットで漁った 「商品を買わなければクリエイターは生きていけない、買おう!」という意見がネットにはとても多かった。ソフトの違法ダウンロードも音楽をYouTubeから落としてくることもネットでは一通り叩かれていた
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
でもぼくは、「現実のひとたちは、自分たちがお金をそんなに稼いでいないという免罪符を盾に、あるいは悪いことだと認識して罪悪感を覚えているから許してくれよと謝罪込みで、しかし商品を平気でかすめとっていく」ということを知った。ネットには正義はあったが現実を動かす力はなかった
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
いろいろな場面で、何度も数え切れないくらい言われた事があります。
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
「医者はさ、お金あるから、そういう正義をかざせるんだよ。金がないやつらは頭を使って賢く生きていくの、それが普通なの。悪いこと?知ってるけど、そうしないと生きていけないの。医者にはわかんねぇよ」
こういうセリフに対する「スッキリする返し」というのを何年も考えてきましたが、「金を稼いでいる、内心ねたまれている側がスカッとする構図」というのはどうも「あってはいけない」らしいんですよね
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
すみませんがこの件に関する「わたしもおかしいと思います!」的な賛同のリプライをいただいても、何年にも亘って積み重なってきた「稼いでいるやつにはわかんねぇよというのセリフが(少なくとも人前で)出てこないような世の中になること」につながる気がしません。絶望しかないのでお返事はしません
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016年8月17日
今件は以前触れた記憶もあるし、スマホアプリの普及に伴いある程度比率、絶対件数は減ってきてはいるのだろうけど(統計の取りようが無いので数量化は難しい)、根絶されるどころか一定ボリュームは残っているのだろうなあという感はあるのだけど。いわゆるゲームソフトのコピー問題。パソコン、ゲーム機に限らず、ゲームソフトをただでコピーして融通するのを是とする界隈と、それをしたらいけないと指摘したら「お前はお金持ちなんだから買えばいいじゃん。俺らは金が無いから買わないけど欲しいからコピーする」というもの。
これって一見すると「金銭的に困窮しているから仕方なく」という正当性があるように思えるし、多分に主張している側はその思惑があるのだろうけど。それが形として存在しないソフトウェアだから、盗品であるとの認識が薄い。しかもゲームが無ければ死んでしまうとか、人質に取られているペットの猫が売り払われてしまうとかいう問題では無い。自分の充足感が損なわれるだけ。
これ、「俺、小腹が減ったけどこづかい持ってないからこれタダでもらうね」と駄菓子屋からアイスや駄菓子をタダでちょろまかすのと同じなんだよね。あるいは本棚の単行本である巻が抜けていたら、ああこの部分がちょっと気持ち悪いけど、わざわざ金を出すほどのものでもないから、近所の本屋にいって盗んでこようとか。
合法的にタダのものをタダで利用する事自体は構わない。ただ、フリーミアムの概念でも、有料の部分との仕切り分けはしっかり成された上での話に他ならない。にも関わらず、本来は有料のものまで無料で無いと気が済まない、そこに存在するものが自分の手に入らないと、諦めるとか代替品を探すとか頑張って手に入るように対価を稼ぐとかじゃなく、自分が手に入らないのは世の中における理不尽だから、無料で手に入れることは正当化されると自己認識してしまう。俺が法で常識で我は必ず通す、みたいな。
もっと単純に、「はぁ?カネがないから違法DLしていい?開き直るな、盗人猛々しい」でいいような^^;
— KGN (@KGN_works) 2016年8月17日
はっきり言って「カネが無い?じゃあ諦めろ」ですよ、お金出して買う商品は。
まぁ確かにゲームが子供達の間のコミュニケーションツールとして存在するのなら、それが無いと孤立するかも、という懸念はあるかもしれない。でもそれは昔も今も変わらない。昔、メンコがないから勝負が出来ないので仲間外れにされるって状況があった時に、ならばお店から盗んできなさいと保護者が後押しをしただろうか。まさに盗人猛々しいどころか盗人そのものでしかないと思うのは当方だけだろうか。お金を出して手に入れるべきものが手に入らない状況下で、ならば違法行為で手に入れろとする手立てを子供に示すのは、子供を導く大人の所業として正しいのだろうか。
貧乏だから、という理由で「ゲームなどを買い与えられなかった子供」と、「親から違法DLで与えられていた子供」ってその後どう育つか、という事を考えるとやるせない気持ちになるな
— ヒスタミンC (@histamineC) 2016年8月17日
買い与えられなかった子供はテストケースとしてその辺に結構いて、その時の反動でおっさんにしてゲームマニアになって業界に寄与する事になるかもしれないが、後者は羽振りがよくなってもおそらく、絶対にゲームに金を落とさない。
— ヒスタミンC (@histamineC) 2016年8月17日
「ゲームに金を出すのは何か損した気分になる」からだ。
違法DLで育てられたら、そら「カネも出さず文句ばかり言って、なんら貢献する事を覚えない大人」になるリスクは高まりますなあ...
— KGN (@KGN_works) 2016年8月17日
「タダでは手に入らないものだから」と何かを大切にする気持ちも生まれないし、「いつか手に入れたかったアレ」を再現するための原動力もない。
「ケーキ食べたい?じゃあ万引きして来い」と同じだからねえ、違法DLって。
— KGN (@KGN_works) 2016年8月17日
大人になってしっかり稼いでケーキバイキング行くぞ~、とか、バイト代でケーキ食いまくり比較!とか、『次の経済効果』に繋がる行動を惹起しないのだよなあ。
...「経済効果」を生まないんだから貧乏が連鎖すると。
お金がないからマンガやゲームが買えないのは当たり前だった。だから自分のお金で買えた時は嬉しかった。それは紛れもなく自分のものだったから。違法ダウンロードで育った子供たちは、正当な対価を払ってものを買うことに苛立ちを覚えるような大人になるかもしれない。それはとても不幸なことだ。
— 平林緑萌 (@seikaisha_moegi) 2016年8月17日
違法ダウンロードを常とした人と、買えなくて我慢した人。その人たちの差に関する調査は統計的に取得するのが難しいし、恐らくそのデータを取れるような時間が経過する頃には、ゲームなどのエンタメの購入スタイルが大きな変化をしているので、統計はとれず、とれたとしても意味の無いものになっている感が強い。ただ、違法コピーをして本来は有料なものをタダで手に入れるのが当たり前だという常識、習慣がついてしまった人たちは、コンテンツへの、さらには商品そのものへの対価支払いを極力忌避することは容易に想像できる。
それこそ先日の「違法ダウンロードサイトで作品読んでます」と同じように、罪の意識すらなくなってしまうのだろう。それはすでに消費者では無く、盗費者と呼ぶべきかもしれない。
この辺りは何か上手い方法が無いものかなあ、と事あるたびに模索している。自分が作り手側になるのが一番手っ取り早いのだけど、それはそれで無理な話ではあるし......ある意味、教育課程でさまざまな物の制作現場とかを見学させたり、体験させるのも良い手立てではあるんだけどね。
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