ワクチンを打つと製薬会社が儲かるって言ってるけど、ワクチン打たずに感染して発病した場合ものすごく薬やらなんやらたくさん使うわけで、ほんとに儲けたいならワクチン開発せえへんやろ?って思うねんけど。
— ひよって呼んでいいか? (@hiyo_p) 2016年8月17日
ワクチンがほんまに儲かるんやったら、どこの製薬会社もこぞってワクチン開発しとるはずやん
— ひよって呼んでいいか? (@hiyo_p) 2016年8月17日
ワクチンにまつわる話。ゼロリスクの薬品など存在しえず、一方で騒ぐ界隈はそのリスクにのみスポットライトを当て、中には陰謀論まで持ち出してくる。その陰謀論の一つが、ワクチンは製薬会社の儲けのために云々というもの。で、ワクチンってそんなに高いものだったっけというのもあるし、指摘の通りワクチンが普及せずに該当病症が蔓延した方が製薬会社は儲かる。でも、「ワクチン作ったけど売るつもりないよ。だって病気になってもらった方がうちは大儲けできるからね」と喧伝する製薬会社は見たことがない。
ワクチンはメーカーのイメージ戦略みたいなもんだと思ってる。ハイリスクローリターンな部門。なかば慈善事業やろありゃ https://t.co/ISJpXlfeil
— EARL@英作文格闘中 (@DrMagicianEARL) 2016年8月17日
ワクチン開発と普及促進は、製薬会社......というか医療業界全体のイメージ戦略的なものという考えは言い得て妙。歯科医業界における虫歯予防促進キャンペーンみたいなもので、「そんなのやらずにもっと多くの人に虫歯になってもらった方が儲かるよね」という商売のみで考えた時の結論とは相反するものに違いなく。
時折ポストに投函されるチラシとか、ネット界隈で見かけるワクチン性悪論的なものを見るに、「インフラは普及浸透してその成果を示すと、その成果が最初から存在しているものと認識して、そのインフラのありがたみを実感できる人が減ってしまう。さらにはそのインフラを忌み嫌う人まで出てくる」って傾向を思い出してしまう。この辺りは震災以降の電力周りとか、狂犬病の予防接種などでよくわかるお話だなあ。
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