Clinton, Trump Supporters Have Starkly Different Views of a Changing Nation https://t.co/0ytvybXo6u pic.twitter.com/DIEtZ2vybN
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年8月19日
50年前と比べて今の米国は良くなったか否か。良くなったと思っている人はクリントン支持者に多く、悪くなったと思う人はトランプ支持者に多い。次世代への展望もトランプ支持者の方が見通し暗しと出ている。現状の米国への失望感がトランプ支持者を支えている感じ。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年8月19日
ぶっちゃけると過去から今に至る調査結果はどんどんぶれて動いているし、候補者自身の動向も常に流動的なので、本当に選挙直前にならないとこの動きがどこまで信頼できるものかは分からないのだけど、少なくとも調査時点ではこんな傾向が見られたよということで。どうやら今回の米大統領選は、米国民自身にとっても随分と困惑した様相らしく、調査会社のPew Research Centerにおける大統領選に絡んだ調査も、どう考えても前回の選挙の時と比べて数がダイナミックなまでに多く、他の普通の調査が後回しにされている感じがする。
で今件は8月9日から16日に行われた調査結果。詳しくはリンク先からたどって確認してほしいけど、象徴的な結果の部分のグラフをば。説明も意訳した通りで、どうやらクリントン氏支持者とトランプ氏支持者との間には、米国の現状と未来に対する展望に、大きな違いがあるらしいってこと。
半世紀前と比べると米国は悪くなったと思う人はトランプ氏、良くなったと思う人はクリントン氏に多く集まっている。次の世代は米国はよくなると思う人はクリントン氏に、悪くなると思う人はトランプ氏の支持者が多い。要は、これまでにも、今後にも悲観的な考えを持つ人が、状況を打破しなければとの思いから、トランプ氏へ集まっていると認識できる。
問題なのは全体の動向を見ると、過去半世紀と現在の比較、次世代への展望双方において、悲観的な人の方が多いという結果が出てるんだよね。つまりそのまま単純に考えると、トランプ氏の方が優勢という結果になる。各報道ではクリントン氏圧倒的優勢とあるけれど......まぁ、ホント、読めない状況に違いはない。
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