ガソリンスタンド数 ピーク時の約半分に 車利用の減少で | NHKニュース https://t.co/kUxryQzREL
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年8月21日
これは少子高齢化で車を利用する人の数が減っていることや、自動車の燃費向上が進み、ガソリンの需要が減ったことなどが背景にあるものと見られます。
総務省によるガソリンスタンドの数の発表は7月12日付け。なんで一か月以上も経った今になってNHKが取り上げるのかなあという感はあるのだけど。ちなみに当方の記事で8月16日に掲載したのは、同一記事内に掲載しているセルフスタンドの数の確定報待ちだったため。
で、解説ではガソリンスタンドが減ったのは、ガソリンそのものの需要が減って、採算が取れないところが撤退したのが原因だろうという話。その需要減の理由は色々とあって、少子高齢化による自動車の減退、燃費向上による消費量の減退などとある。
ただ、自動車の利用台数そのものは内部構成が普通自動車から軽自動車にシフトはしているけれど、数そのものは増えている。自動車は台数単位で利用するのであり、人単位では無いことを考えると、利用する人の数云々ってのはあまり関係が無い。あるとすれば自動車での遠出をする人が減っている、そして何よりも燃費が良くなったってのがあるんだろう。
将来的にはいわゆる「給油所過疎地」に対して、国営のガソリンスタンドの設置......なんてことも考えてもよいかもしれない。交番とか公衆電話とか自販機とか、さらにはコンビニなども合わせ。確か「亀有公園前派出所」に似たような発想の話もあった気がするけれど。
去年1年での減少はともかくガソリンスタンドがピーク時より大きく減少した理由は2011年の消防法改正で「給油所などで地下に設けられたガソリンタンクについて設置から40年以上経過したものは2年以内に改修・交換するよう義務付け」られたのが大きく改修費に1,000万近くかかるという事で廃業したGSが大量に出た事ではないでしょうか。