詐欺や押し売り系キャッチセールスの見分け方

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先日当方のところにも、ネタ話としてはよく話題に登る「消防署の方から来ました」的なものが夜8時過ぎに来たものだから、他人事ではなかったりする。しかもインターホンは音声だけで画像出力は無いので、宅急便や郵便などの荷物であるか否かの判断が即時に......というか居留守を使うか否かができないのが困りもの。

専門用語でツッコミをして、回答できなかったり逆切れしたり、あるいは指摘には無いけれど無視をしたり話をそらして来たら、大よそは対応する必要は無い。これは確かに。悪質キャッチにしてもぼったくりにしてもブラックにしても、対応するだけ時間の無駄。


で、確かにツッコミをするための専門用語をオールマイティな領域で覚えるのは無理があるし、そもそもキャッチセールス撃退のためにそんな記憶をしておくのはシャクにさわるところがある。ウェブサイト...というと警戒されるのでホームページを尋ねるのは良いお話。その点で、全部自分で調べなきゃいけなかった昔と比べ、今は随分と楽。奇妙な勧誘電話が来ても、電話番号をサーチすれば、キャッチの場合は大体該当番号が登録されている。あるいは悪質な業者としての具体例の話付きで紹介がある。


また、このようなテンプレから外れてみると、相手の本質がわかるってのは、単にキャッチに限った話では無かったりする。電波的な応対をしてくる相手や、突然攻撃的に意見をしてくる人にも有効な場合が多い。

ただ困ったことに、「すぐに底が割れるような気の短い下っ端さん」ならこれで良いのだけど、さらにスットコな気質を持っていたりすると、逆切れして嫌がらせのターンに入ることがある。これは「カモに用は無い」ではなく「カモが俺の言うことを聞かなかったので悔しいから殴ってやる」的な子供の発想に近い。これがありうるから困ってしまう。


デメリットを聞いてみるってのも一つの手ではある......けど。よく考えたらそこに至るまでメリットを聞いているわけで。それだけリソースを浪費していることになる。これはこれでシャクだったりする。

まぁ、直接訪問販売的なものは「セールスの類お断り」の札を貼っておいて、それでも来たら札のことを語って断れば良いのだけど、電話などならそうはいかないからねえ。「いらんです、はい」と言って切ればよいのかといわれればそれまでだけど。

ともあれ。情報の取得が難しかった昔と比べれば、今は能動的に自分の望む情報を得られる機会は多くなった。わざわざ電話や来訪でアプローチをして「気づき」を与えてくれなくても、潜在意識的なレベルでの需要もそれなりに自分で掘り起こせる時代なのだから、必要性はきわめて希薄になっている。耳を傾ける必要はまったくないと考えて良いと思うのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2016年8月28日 07:15に書いた記事です。

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