うちにも詐欺とか詐欺まがいとか押し売り系キャッチセールスとか宗教勧誘とかちょいちょいくるけど、割と簡単に業者の健全性を見分ける方法がないでもない。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
専門用語を交えた専門的な質問をしてみて、あわあわして答えられなかったり、或いは急に不機嫌になるようなところは、大抵、悪質キャッチ、ぼった、ブラックのどれか。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
先日当方のところにも、ネタ話としてはよく話題に登る「消防署の方から来ました」的なものが夜8時過ぎに来たものだから、他人事ではなかったりする。しかもインターホンは音声だけで画像出力は無いので、宅急便や郵便などの荷物であるか否かの判断が即時に......というか居留守を使うか否かができないのが困りもの。
専門用語でツッコミをして、回答できなかったり逆切れしたり、あるいは指摘には無いけれど無視をしたり話をそらして来たら、大よそは対応する必要は無い。これは確かに。悪質キャッチにしてもぼったくりにしてもブラックにしても、対応するだけ時間の無駄。
どんな分野のキャッチが来てもツッコミできるように予め知恵を付けておくのは大変なので、キャッチの説明をその都度つぶさに聞いて、「突いて掘り下げたときの、相手の反応を見る」っていうのだけで、だいぶ違うとは思う。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
想定外のリアクションをされたとき、不機嫌になるのが声音に出る人多いから。
要するに「こいつはカモにならねえ」って判断した瞬間から、やたら高圧的になる。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
或いは、こちらが高圧的に質問したり、相手(窓口担当者)以上に専門的な質問をしたりすると、態度が変わるようなところは、まああんまり相手にしなくてよい気はする。
電話とかでキャッチが来る場合は、「口頭で聞いてもわかんないから、ホームページとかないですか」と言ってWebの有無を聞き出し、「どこに具体的な説明がありますか」と訊きながら、該当会社の類似業者と該当会社の評判と、取り扱い商品の課題点とかをぐぐったりとかする。
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昔はこれ全部、個人の知識量で対応しなきゃならなかったけど、今はネットがあるから「同じところに引っ掛かりました」っていう人の体験談とかもあちこちに転がってて、キャッチセールスはだいぶやりにくくなったんじゃないかとは思う。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
そこらへん、専門知識とか電話の近くにPCがないとかネットに繋ぐ唯一の手段のスマホに電話が掛かってきたとかいう場合でも、「こちらが疑り深い態度を取る」ときに、誠実な会社とそうでない会社は、担当者の声音がホントにコロっと変わるから分かりやすい。
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で、確かにツッコミをするための専門用語をオールマイティな領域で覚えるのは無理があるし、そもそもキャッチセールス撃退のためにそんな記憶をしておくのはシャクにさわるところがある。ウェブサイト...というと警戒されるのでホームページを尋ねるのは良いお話。その点で、全部自分で調べなきゃいけなかった昔と比べ、今は随分と楽。奇妙な勧誘電話が来ても、電話番号をサーチすれば、キャッチの場合は大体該当番号が登録されている。あるいは悪質な業者としての具体例の話付きで紹介がある。
あと、大抵はキャッチセールスをかけてくる人は、「こちらは【はい】【ええ】【はあ】しか言わない」って前提で、畳みかけるシナリオというか話し掛ける脚本みたいなのがあるので、その脚本から脱線するような質問をされると不機嫌になる。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
逆に飛びこみ営業やる人、キャッチセールスを「仕掛ける側」の人が気をつけなきゃアカンとこでもあって、「売り手の不機嫌さ」は無知な顧客でも割と簡単に見抜けるし、シナリオガン無視、想定外の事例に関する質問への応答とかのアドリブのスキルが問われる気はする。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
なのでキャッチセールス(電話も)が来たら、もっともらしい「書類」とか「トーク」とか、相手のペースに乗せられる前に、「相手のペースを乱してみて、態度が変わるかどうかをチェックする」のが良いと思う。商品知識が皆無の分野でも使える。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
もし「いいものを安く売ってやろうと言ってるのに、その態度はなんだ。あんたには売ってやらない!」みたいな態度を取ってきたら、それはもう「カモに用はない」のサインです。
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宗教勧誘はだいたいコレだし、話に途中から橫入りして議論ふっかけてくる輩も大抵これ。
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新聞勧誘とか証券取引とかの類は、断られ慣れしてるのか、可能性の低いところにいつまでも関わってないで次にいったほうがチャンスがある、と考えてるせいなのか、「脈なし」の見切りが凄く早く、また脈がないと見切った場合も失礼な態度にあんまり出てこない。あれは場数慣れなんでしょうな。
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
なので、「教材」とか「回線」とか「取り付け工事の必要な大型機材」とか「毎月宅配」とか「持続的サービス」とか、5~6桁円のお金を引っぱる、或いは引っぱり続けられるようなもので、一件に少しくらい時間掛けてもよくて、みたいなものの場合、引っぱった挙げ句に振られると態度急変する。
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また、このようなテンプレから外れてみると、相手の本質がわかるってのは、単にキャッチに限った話では無かったりする。電波的な応対をしてくる相手や、突然攻撃的に意見をしてくる人にも有効な場合が多い。
ただ困ったことに、「すぐに底が割れるような気の短い下っ端さん」ならこれで良いのだけど、さらにスットコな気質を持っていたりすると、逆切れして嫌がらせのターンに入ることがある。これは「カモに用は無い」ではなく「カモが俺の言うことを聞かなかったので悔しいから殴ってやる」的な子供の発想に近い。これがありうるから困ってしまう。
もし手近にネット接続手段がなく、セールス内容(扱い商品)についてまったく知識が無いものだった場合は、一通り説明を聞いた後で「その商品のデメリットはなんですか?」って聞いてみるのがいいと思う。デメリットのない商品というものは存在しないので、そこに誠実に対応するか怒り出すかが第一関門
— 加藤AZUKI【人体模型に近づくな!】 (@azukiglg) 2016年8月27日
デメリットを聞いてみるってのも一つの手ではある......けど。よく考えたらそこに至るまでメリットを聞いているわけで。それだけリソースを浪費していることになる。これはこれでシャクだったりする。
まぁ、直接訪問販売的なものは「セールスの類お断り」の札を貼っておいて、それでも来たら札のことを語って断れば良いのだけど、電話などならそうはいかないからねえ。「いらんです、はい」と言って切ればよいのかといわれればそれまでだけど。
ともあれ。情報の取得が難しかった昔と比べれば、今は能動的に自分の望む情報を得られる機会は多くなった。わざわざ電話や来訪でアプローチをして「気づき」を与えてくれなくても、潜在意識的なレベルでの需要もそれなりに自分で掘り起こせる時代なのだから、必要性はきわめて希薄になっている。耳を傾ける必要はまったくないと考えて良いと思うのだけどね。
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