私が高校生のために家庭科の教科書作るなら、自動車や自宅を購入した時に生じる費用の知識とか、給料から天引きされる税・社会保障費とか、ひとり親や生活困窮になった時に利用できる社会保障制度とか、保育・年金・介護制度、保証や利息とかの金融知識とかを盛り込みたい。
— 弁護士篠田奈保子 (@yorisoibengoshi) 2016年8月28日
今件は以前にも何度か、例えば「金融関連、お金周りの常識論的なものを教育課程の中に取り込んでしっかりと教えるべきだ」的な内容で記した記憶は多分にあるのだけど。昔と比べて今は多種多様な技術が日常生活に入り込み、また必要とされているものの、その少なからずがOJT的なものとして投げられており、当然その機会が無いと色々とトラブることになる。インターネット周りは多少教えられている機会があるようだけど。
昔の生活における「家庭科」の領域は、そろそろ今の社会生活に照らし合わせ、ダイナミックに拡大させる必要があるのではないか。金融・お金周りの常識論も包括的に取り込めば、社会全体の民度......と表現して良いのか微妙だけど、その辺りも随分と底上げできそうな気がする。
@yorisoibengoshi このようなアカウントから失礼します。現在の高校家庭科総合等の教科書は消費や家庭経営、社会保障に関することはかなり細かく載っています。また、そのような授業実践をしている先生もいらっしゃいます。ただ、授業時間数の少なさ等で扱いきれていないのが現状です
— 豆苗たそ@二次垢 (@10myou) 2016年8月28日
本当は「家庭科」って、他教科ときっちり連携させてこそ光る教科だと思うんですよねえ。社会経済のしくみはもちろん関係ある事ですし、いわゆる家事全般も生物や化学と切り離せないし。https://t.co/vdZGgD1Ths
— KGN (@KGN_works) 2016年8月28日
現在ではそれなりに情報が盛り込まれているものの、それを実際に教える機会があまり無いのが実情とのこと。そりゃそうだ。何しろ受験に出ることはないのだから。例えば「ポケモンGO」ぐらいに浸透度がある遊びの中で学ばせるという方法論もあるのだろうけど、施政側がその類のを創ると大抵においてぼやけたものになりかねないのがオチではある。「社会人免許」的なものを創って、各種社会常識を取得しないとその免許が取れないって感じにするのも一計かな、と。Microsoft認定資格みたいな。
発想としてはなかなか良い気がするし、現状では需要も高い感はあるのだけど。
『生活』と付けた瞬間に軽視されるんじゃないかという懸念が。
— KGN (@KGN_works) 2016年8月28日
(『家政』が軽視されるのと同様に) https://t.co/rgX1QT7JRs
最初は「常識科」が頭に想起されましたが、ある筋から「常識科の点数が低いのは常識知らずなのか」という斜め上の抗議がくる懸念が...。サバイバル科ではオーバーすぎますし(^^;https://t.co/1OuWw3VxHZ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2016年8月28日
科の名前ですらこんな感じで色々と問題点があったりする。また、この類の「社会の常識」って昨今では変化スピードが大きいので(例えば従来型携帯からスマホへの流れ)、その辺りの対応をどのようにするか......って問題も結構大きな話だったりする。
とはいえ、いざ考えてみると、結構必要不可欠な話だとも思うのだけどね。
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