家庭科から日常生活科とか常識科へ

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今件は以前にも何度か、例えば「金融関連、お金周りの常識論的なものを教育課程の中に取り込んでしっかりと教えるべきだ」的な内容で記した記憶は多分にあるのだけど。昔と比べて今は多種多様な技術が日常生活に入り込み、また必要とされているものの、その少なからずがOJT的なものとして投げられており、当然その機会が無いと色々とトラブることになる。インターネット周りは多少教えられている機会があるようだけど。

昔の生活における「家庭科」の領域は、そろそろ今の社会生活に照らし合わせ、ダイナミックに拡大させる必要があるのではないか。金融・お金周りの常識論も包括的に取り込めば、社会全体の民度......と表現して良いのか微妙だけど、その辺りも随分と底上げできそうな気がする。


現在ではそれなりに情報が盛り込まれているものの、それを実際に教える機会があまり無いのが実情とのこと。そりゃそうだ。何しろ受験に出ることはないのだから。例えば「ポケモンGO」ぐらいに浸透度がある遊びの中で学ばせるという方法論もあるのだろうけど、施政側がその類のを創ると大抵においてぼやけたものになりかねないのがオチではある。「社会人免許」的なものを創って、各種社会常識を取得しないとその免許が取れないって感じにするのも一計かな、と。Microsoft認定資格みたいな。

発想としてはなかなか良い気がするし、現状では需要も高い感はあるのだけど。


科の名前ですらこんな感じで色々と問題点があったりする。また、この類の「社会の常識」って昨今では変化スピードが大きいので(例えば従来型携帯からスマホへの流れ)、その辺りの対応をどのようにするか......って問題も結構大きな話だったりする。

とはいえ、いざ考えてみると、結構必要不可欠な話だとも思うのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2016年8月29日 07:58に書いた記事です。

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