EM菌と水素水はなんていうかその探知機として便利です。効能を熱く語る人からはああフェードアウトすべきだなという指標になるというか。
— ざらぶ (@zarabu01) 2016年9月8日
随分と前から指摘されていたけれど、震災以降はとくにはびこっているように見えるEM菌。そして先日わっと騒がれてあっという間にワゴンセール行きとなった水素水(しまった。ネタ的に1本調達しておくべきだったか)。これらに対して頑なに信じ込む、その効用を主張する人達、界隈のその理由を見聞きすると、色々とアレな感はある。恐怖の大王とか、世界支配層とか、闇の勢力とかそんな感じのモノをネタ的にでは無くてリアルに信奉し、意思決定の上で重要な要素として認識してしまっている。
個人で信奉する分だけなら、何を信じようが構わないのだけど、それが第三者に影響を与えるとなれば話は別になる。本人にとっては「正しいことをより多くの人に知ってもらい、事実に触れてもらう」的な善意で行動しているので始末が悪い。悪質な新興宗教のようなもの。
......となれば見方を変えれば、そのような挙動をしているのは、レッドアラートと見なせば、非常に有益になる。ああ、この界隈とは距離を置くべきなのね、的な。似たようなものは結構あったりするもので。例えば「江戸しぐさ」なんてのも良い例。あと、「ゼロリスク論」とか「反ワクチン」も似たようなものかなあ。
忌み嫌う、世の中の役に立たないように見えるものでも、切り口を使えば有効なものとなる、良い例でした(なんか違う)。まぁ、リトマス試験紙のようなものだな。
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